AUS 2025 Day 4

4日目の今日は、授業日二日目です。今日は朝から雨が降り、気温も低く肌寒い朝です。

午前中は、私も含めて全員が初めての体験をしました。VRS(Virtual Reality Session)を若手の科学教員Ms. Lucy Paech先生から実施していただきました。今回が初めての試みだそうです。彼女のパワフルかつ情熱的な指導は生徒の心に響いたようで、機械の使い方に関する注意事項や指示をほぼ完ぺきに理解できていました!生徒たちの意欲的な姿勢を大変にほめてくださいました!

このVR機器を使って、生徒たちはYouTubeにアップされたオーストラリアで有名な景勝地の映像を特殊ゴーグルカメラ使って堪能しました。目の前に広がる360度の展望的な景色に、生徒たちは悲鳴や歓声をあげて、大変に楽しんでいました。中には、アニメやホラー映画の映像を見て、自分たちで工夫をして遊んだりと、先生に許可を得ずにしれっと使って、しなやかな応用力や順応力(?)を発揮していました。

ホスト生徒たちと休憩時間を過ごした後は、Kam先生と兵庫県姫路から日本語教師として派遣されれいるRIO先生による日本語授業です。日本語を学ぶアデレード生の多くは、昨年9月にKam先生とともに旭高校に来ていて、大変に懐かしい顔ぶれです。三年生になると日本語がとても上達し、人間的にも一回り大きくなったように感じました。生徒同士はさすが同世代です。一瞬で打ち解けていました。授業のテーマである「オノマトペを使って日本語でうまく表現ができる」ように旭生がサポートし、アデレード生がグループで発表できるようにするというまさに実践的な「言語交換」の場でした。英語と日本語が自然に飛び交い、100%双方とも心が通い合ったはずです。

午後からは、昨日から続けてきた150語の自己紹介の英文を完成させて、今日の出来事を英語で振り返りました。生徒たちは、確実に昨日より今日も一歩ずつ前進しています。授業中、先生への質問や困っていることを発言できる生徒が増えてきました。しおりにある一日の振り返りを私がチェックしているのですが、ホスト生やホストファミリーとはさらに会話が弾んでいるようで、英語のコミュニケーション力が上がるきっかけをうっすらと掴み始めたのかもしれません。

授業が終わる直前、数人の生徒が「虹が出ている!!!Raingbow!!!!」と歓声をあげてました。アデレードでは今日みたいに雨が降り、美しい虹が出るそうで、この瞬間に出会えた20名はきっと何かを「持っている」のでしょう。

明日は朝から、Australian Footballの授業、家庭科の授業を体験します!

 

最後に生徒のコメントです。

(K.Y)今日は朝から雨でとても寒かったです。今日は日本語の授業で12年生の子にオノマトペを教えました。放課後にはホストスチューデントとその友達と街に出かけました。おすすめしてくれたお土産を買ったり、プリクラを一緒にとったりしました。とても楽しかったです!

(K.E)  今日はとても充実した1日でした!学校では英語を学ぶこと以外に、VR体験や、日本語を教える時間もありました。VRではオーストラリアの有名な地域などをVRで体験しました!そこではオーストラリアの雄大な自然をまじかで見ることができ楽しかったです。
日本語教室ではAHSの生徒達に日本のオノマトペについて教えました。みんな真剣に聞いてくれたり、たまに笑ったりしてとても良い時間でした!英語の授業では先生に手紙を書いたり自分のことについてなど色々考えることが多くて大変だったけど、英語を使うことが楽しくなってきました!!
学校の後はホストの人と一緒にショッピングしました!そこではお土産や教えてくれたおいしいお菓子など色々と買いました!!その後は友達の家に行き、一緒にカップラーメンを食べたり、映画を見たりと、とても楽しくて最高でした!!!明日も楽しみです!