2025 Adelaide オーストラリア語学研修」カテゴリーアーカイブ

AUS 2025 Day 6 July 24

今日は朝から肌寒いものの、昼以降は快晴の素晴らしい一日でした。さあ、ANNA先生とお出かけです!

午前中は植物園へ。日本と同じような植物園を想像していたのですが、アデレードのそれは我々の想像を何倍も越えてきます。圧倒的に大きな敷地と規模、数多くの美しい緑と花、見たこともない植物や鳥と動物。なによりこの植物園は、入園者がゆっくりと過ごせるように散歩できる歩道と芝生が丁寧に整備されています。日本の植物園だと1時間もいれば飽きてしまう人が多いかもしれませんが、ここでは何時間でもいられそうです。

カフェで休憩をしながら餌をつまみに来る鳥たちと戯れた後は、ガイドのTrantさんがアボリジリニーがどのように自然と共存してきたのかの歴史を振り返り、時には実演しながらわかりやすく説明してくださいました。

 

昼食は、Adelaide University Campus内の敷地でランチタイム。普段はホスト生と一緒にご飯をたべていますが、今日は旭生だけで昼食をとりました。各家庭の個性あるお弁当が見られて、非常におもしろい。

午後は、急ぎ足でAdelaide Art Museumへ。先住民のアボリジニーの歴史や伝統芸術について学びました。

 

今日は10㎞以上は歩いたので大変に疲れたことと思います。

ぐっすり寝て、明日の美術の授業を楽しみにしましょう!

(f.m)私は今日、ホストスチューデントに好きなアニメや歌手、アイドルについてたくさん話しました!推しの話になるとすごく表情が豊かになったり、早口になるのを見てテンションが上がるタイミングは万国共通なんだなと感じました!たくさん話せてうれしかったです!

(o.s)今日は植物園に行って、アボリジニの文化と自然を感じました。こうもりがたくさんいてびっくりしました。日本ではできない経験がたくさんできてよかったです。

AUS 2025 Day 7 July 25


今日は花金です!Australiaでは、POETと呼んで学校や仕事を早々に切り上げるそうです。Pxxs Off Early because Tomorrow is Saturday!

午前中から一日、アボリジリニーの伝統芸能、Dot Paintingの実習を受けました。筆先、筆のお尻、ペン先、針の先端などに様々な色の絵の具をつけ、木製のブーメランの上に点を打ちながら象形的な模様を描いていきます。動物や植物などの民族的なデザインモデルを利用して描いてもいいし、自分の好きなように描いてもいい、と自由な発想に基づいた絵画の時間になりました。

生徒たちの飲み込みは非常に早く、生徒たちの芸術的な感性に担当のElectra先生は大変に感心されていました。お礼の品として、大阪城の木版画をプレゼントしたところ、大変に喜ばれました。

この時間は、落ち着いた空気で芸術作品の制作にとりくみ、まるで瞑想をしているように全員が集中して取り組んでいました。


明日からやっと土日を迎えます。私たち全員がアデレードで感じたのは、多文化尊重の文化が私たちを優しさで包んでくれていることです。

その感謝の気持ちをこめて、来週火曜日は、Celebration Dinnerで日本文化のグループ発表を行います。ホストファミリーを招待し、日頃お世話になっているホストファミリーや先生たちにありがとうの気持ちを伝える予定です。

旭生の「大阪人はやったるで!」精神を見せたいところ!ちょっとしたサプライズも用意しつつ。

 

(n. n) 今日はアボリジニの伝統的なブーメランに色を塗りました。色を塗る前に、アボリジニの歴史的な楽器や絵の意味を説明して下さりオーストラリアの歴史をより深く知ることが出来ました。一人一人が自分だけのブーメランを作ることが出来て良かったです。

(t.a) 今日はブーメランを作りました🪃
それぞれ自分のオリジナルのものん作れて楽しかったです
みんなの個性が出てました^^
アボリジニのシンボルとなるマークがたくさんあることを知りました

 

Have a beautiful weekend!!!!

 

AUS 2025 Day 5 July 23

今日は朝から終日快晴で温かく、気持ちのいい天気でした!

1・2時間目は私にも生徒にとっても人生初のAustralian Footballの体験授業(体育)を受けました。元プロ選手であるHugh先生の指導のもと、15名ほどのAdelaide生がサポート役に回り、鬼ごっこのようにタグをとり合うのWarming Upから始まりました。ご覧の通り、アデレード高校のグラウンドは全面天然芝でうらやましい…旭高校もこのようになってほしいものです。

その後、ルールの説明を受けながら、拳をつかってハンドボールパス、キック、パス交換からキックによるシュート、そして最後は、青VS赤に分かれてゲームです!私も青チームに加わり、白熱したゲームが展開されました。赤チーム2年生男子FWがサイドにゴールを決めてそのまま勝つかと思われましたが、終了間際に1年生女子FWがセンターポール内にキックでゴールを入れて6-1で青チームが勝ちました。想像以上に激しく、頭と技術を使う非常におもしろいスポーツでした。生徒たちはおおはしゃぎです!!!

体育の後は、オーストラリア伝統のANZAC bikkieと呼ばれるクッキーつくりの家庭科実習です。担任のAnna先生から入念な事前講習を受けた後、家庭科のMs. Blinkworth 先生の指示でANZACクッキーつくりの始まりです!オーツ麦、小麦粉、砂糖、バター、ゴールデンシロップ、重曹、お湯、乾燥ココナッツを使います。アンザック・ビスケットは第一次世界大戦に設立された、オーストラリアとニュージーランド同盟と長い繋がりがあります。生徒たちは楽しんでクッキー作りに励みました。

まだ学校生活三日目を終えたところですが、生徒たちの順応は非常に早い。英語を間違いながらも使ってもいいんだという心理的な安心感を感じているからでしょう。本人の頑張りももちろんですが、Adelaideの先生方のオープンなお人柄、温かいAdelaide生の人間性によるところが、大きいです。英語を使いながら新しい知識、経験を身につけて、人間として大きくなっていく。ここには理想の言語使用環境があります。

 

明日は、みんなでお出かけ!郊外学習です!

AUS 2025 Day 4

4日目の今日は、授業日二日目です。今日は朝から雨が降り、気温も低く肌寒い朝です。

午前中は、私も含めて全員が初めての体験をしました。VRS(Virtual Reality Session)を若手の科学教員Ms. Lucy Paech先生から実施していただきました。今回が初めての試みだそうです。彼女のパワフルかつ情熱的な指導は生徒の心に響いたようで、機械の使い方に関する注意事項や指示をほぼ完ぺきに理解できていました!生徒たちの意欲的な姿勢を大変にほめてくださいました!

このVR機器を使って、生徒たちはYouTubeにアップされたオーストラリアで有名な景勝地の映像を特殊ゴーグルカメラ使って堪能しました。目の前に広がる360度の展望的な景色に、生徒たちは悲鳴や歓声をあげて、大変に楽しんでいました。中には、アニメやホラー映画の映像を見て、自分たちで工夫をして遊んだりと、先生に許可を得ずにしれっと使って、しなやかな応用力や順応力(?)を発揮していました。

ホスト生徒たちと休憩時間を過ごした後は、Kam先生と兵庫県姫路から日本語教師として派遣されれいるRIO先生による日本語授業です。日本語を学ぶアデレード生の多くは、昨年9月にKam先生とともに旭高校に来ていて、大変に懐かしい顔ぶれです。三年生になると日本語がとても上達し、人間的にも一回り大きくなったように感じました。生徒同士はさすが同世代です。一瞬で打ち解けていました。授業のテーマである「オノマトペを使って日本語でうまく表現ができる」ように旭生がサポートし、アデレード生がグループで発表できるようにするというまさに実践的な「言語交換」の場でした。英語と日本語が自然に飛び交い、100%双方とも心が通い合ったはずです。

午後からは、昨日から続けてきた150語の自己紹介の英文を完成させて、今日の出来事を英語で振り返りました。生徒たちは、確実に昨日より今日も一歩ずつ前進しています。授業中、先生への質問や困っていることを発言できる生徒が増えてきました。しおりにある一日の振り返りを私がチェックしているのですが、ホスト生やホストファミリーとはさらに会話が弾んでいるようで、英語のコミュニケーション力が上がるきっかけをうっすらと掴み始めたのかもしれません。

授業が終わる直前、数人の生徒が「虹が出ている!!!Raingbow!!!!」と歓声をあげてました。アデレードでは今日みたいに雨が降り、美しい虹が出るそうで、この瞬間に出会えた20名はきっと何かを「持っている」のでしょう。

明日は朝から、Australian Footballの授業、家庭科の授業を体験します!

 

最後に生徒のコメントです。

(K.Y)今日は朝から雨でとても寒かったです。今日は日本語の授業で12年生の子にオノマトペを教えました。放課後にはホストスチューデントとその友達と街に出かけました。おすすめしてくれたお土産を買ったり、プリクラを一緒にとったりしました。とても楽しかったです!

(K.E)  今日はとても充実した1日でした!学校では英語を学ぶこと以外に、VR体験や、日本語を教える時間もありました。VRではオーストラリアの有名な地域などをVRで体験しました!そこではオーストラリアの雄大な自然をまじかで見ることができ楽しかったです。
日本語教室ではAHSの生徒達に日本のオノマトペについて教えました。みんな真剣に聞いてくれたり、たまに笑ったりしてとても良い時間でした!英語の授業では先生に手紙を書いたり自分のことについてなど色々考えることが多くて大変だったけど、英語を使うことが楽しくなってきました!!
学校の後はホストの人と一緒にショッピングしました!そこではお土産や教えてくれたおいしいお菓子など色々と買いました!!その後は友達の家に行き、一緒にカップラーメンを食べたり、映画を見たりと、とても楽しくて最高でした!!!明日も楽しみです!

2025 AUS 3rd Day 7/21

AUS引率担当の吉本です。ブログ更新お待たせしました。

日曜日到着日の家族交流のあと、本日7/1月曜日、ついにアデレード高校での学校生活がスタートしました!

実はわたしも同校の美術の先生宅にホームステイさせていただいており、日曜日はご家族と外でランチ、デザート、家に戻ってからは一緒に夕食を作ったりと、家族団らんの時間を過ごしました。生徒たちもそれぞれの家庭で温かい歓迎を受けて、聞き取れない伝わらない自身の英語力のもどかしさを感じながら初夜を過ごしたことと思います。

さて、今朝は朝八時から学校に到着し、歴史を感じるホールで入念に準備された歓迎セレモニーが行われました。昨年旭高校にきた二人の留学生が日本語と英語による司会を務め、アボリジニーや移民によって形成されたオーストラリアの多文化を尊重するアデレード高校のイメージビデオが流れました。これぞ、オーストラリアであり、アデレードの文化でしょうか。次に、日本人留学生によるフルートとトランペットの生演奏による両国国歌斉唱。なんと、旭生は自然に美しい声で君が代を歌うではありませんか!!とても感動的な場面でした。

Ms. Priolo校長からの歓迎のスピーチでは、本校にクリスタルガラスでできたコアラの置物を頂戴しました。続いて、私が旭高校を代表してスピーチ。私にとって、人生で初めての公の英語によるスピーチでした。時折、日本語も織り交ぜながら、我々を歓迎してくださるアデレードの方々の心と友情、そしてあらゆる準備に対する感謝を伝え、我々の友情の証として葛飾北斎作の浮世絵レプリカ「富嶽三十六景・青富士」をお渡ししました。校長先生はじめ皆さんその木版画が与える美のインパクトに「おおおお!!!」と感動の声が上がり、お客様を歓迎する校長室に飾ってくださり、我々も感無量です。青富士にあるように、太平洋の海を越えて、今後も旭とアデレードの間の友好の往来がそびえたつ富士のように末永く続きますように。

セレモニーのあと、旭生20名を、それぞれの日本語を学ぶホスト生や昨年旭に留学していたアデレード生がAmbassadorとして校内を案内していただきました。驚くべきは、アデレード高校は、6年生で約2千名の生徒が在籍しております。広大な校内の敷地には昔ながらのレンガ造りの建物は残しつつも、いくつもの棟が新しく増設されているそうです。オーストラリアが教育に力を入れている一つの証左です。

そして、英語の授業が始まりました。ロシアにルーツを持たれ、フランス語教師でもあるMs. Anna Judd先生による英語のレッスンが始まりました。Judd先生はまず生徒たちを知るところから始めました。生徒たちに自己紹介シートを書かせ、紙の辞書を使い、自分を説明する語彙を調べ、使わせるのです。生徒たちはリラックスして5感をフルに使い、授業に集中していました。

英語のシャワーを大量に浴びて、頭の中がパニックになった一日だったと思います。緊張と疲労、やる気と眠気、成長と妥協の間で葛藤を味わって、オーストラリアでの1ページが始まりです。言語の壁、これこそ留学でしか得られない貴重な挫折の体験です。

今日は14:50で授業が終わり、あっという間の一日。生徒の中には、放課後ホストと待ち合わせしたはずがしかるべき場所にいないのでとても混乱していましたが、ホスト生はもう一時間授業があることがわかり安堵の表情。しっかりとコミュニケーションをとる大切さを学んだと思います。これぞまさにAuthenticな学びの体験です。みんな、新しい生活に適応しようと力を振り絞って過ごした初日の学校生活だったことと思います。こうした体験を幾つも乗り越えて成長する旭生を見るのが本当に楽しみです。

以下は、生徒のコメントです。

(k.n)「今日は学校のあと、ホストファミリーがビーチに連れて行ってくれてとてもいい景色が見れました。またおすすめのライチサイダー味のジュースも味わい、とてもおいしかったです☆」

(k.k) 昨日はhost familyと韓国映画を鑑賞しました。Netflix1位のやつでスッゴくおもしろかったです。イケメンたくさんでてきて一緒に盛り上がたり、一緒に歌歌いました。幸せいっぱいです😁

 

明日はさらによい一日でありますように。

AUS アデレード到着!

マレーシアから、八時間の長いフライトを二回の機内食と途切れ途切れの睡眠で乗り切って、ようやく辿り着きました、目的地のオーストラリア、アデレード🇦🇺‼️外気温は7度、清々しい空気です😨酷暑の大阪とは正反対で、身体を慣らさねばなりません。

さて、生徒たちの様子はというと、着陸時の夜明け前の景色の美しさに感動したりと、ともかく元気です!

空港には、日曜日の早朝にも関わらず、アデレード高校のJim先生、Kam先生が出迎えてくださいました。

その後、バスに乗り、それぞれのホストファミリーが待つアデレード高校へ。到着してすぐに、最初の日曜日をアデレードの新しい家族と過ごします。

ここから、私たちにはどのような未来が待っているのでしょうか。

ワクワク、ドキドキ、Who Knows?



AUS マレーシア・クアラルンプール着

UK組とともに、真夏の大阪から、上空の冷気とエアコンの影響で少し肌寒い六時間のフライトを経て、熱帯のマレーシアクアラルンプールに到着!

乗り換えの手続きを準備したり、アデレード到着後の予定を確認したりしながら、次の乗り換えまで22時の出発まで六時間ほど休憩です。

AUS組20名は、元気いっぱいです😇少しクアラルンプール空港内をみんなで探索してきます🇲🇾

初めて足を踏み入れたマレーシア には、何があるかな?!? 続きを読む