月別アーカイブ: 2017年8月

2017 アデレード  Say good bye to Adelaide, Say hello to Japan again.

8月5日
早朝5時半。まだ、真っ暗な中、ホストファミリーに送ってもらい、旭生たちはアデレード高校前に集合しました。
ホストファミリーとお別れを惜しみながら、空港行きのバスに乗り込み、スーツケースもカーゴに積み込みました。

前日、帰国前の気持ちを書いてくれた日記をご紹介します。
朝のEnglish lessonでホストへの手紙を書いて、やっとホストファミリーと別れる実感がわいた。文法とか、あっているかわからんけど気持ちが伝わってたらいいなぁ~。昼からは、ランドルモール♡思ってたよりも買い物の時間が短くて残念やったけど、初HUNGRY JACK’Sに行ったり、服買ったり、めっちゃ楽しかった!!家に帰ってから、バディの子とホストブラザーと遊んで、それからは必至てパッキング。何とか帰る準備が完了。リビングに行ったら、この間私がホストマザーの作ったクッキーが好きって言ったのを覚えてくれてて、いっっっぱいクッキーを作ってくれてて本当に嬉しかった。最後の夜って考えると寂しくて、なかなか寝室に行く気にもならんくて、結局寝たのは24時過ぎ。朝起きたら、もうアデレードとはバイバイ!2週間、本当に充実してた!!絶対にまた来よう!!(W.S)

最後の一文、きっと今回参加したみんなも同じ気持ちなのではないかと思います。

夜明けとともに、アデレード空港へ。空港につき、中身の詰まったスーツケースを引っ張りながらロビーに入ると、English lessonを今週担当してくださったMr.Turnerが見送りに来てくださいました。Mr.Turnerにとって最後の教え子になるそうです。本当に、明るく楽しい授業をしていただき、また空港でお会いできるとは思っていなかったので、生徒たちも驚いていました。短い時間ですが、先生と別れの言葉を交わすことができました。
また、アデレード高校でのお世話をしてくださった、ヘレン先生も空港に来てくださいました。手荷物検査を終え、最後の手続き直前まで見送ってくださいました。


また、ここでヘレン先生から、今回の語学研修があなたたちにとってもアデレード高校の生徒にとっても良い経験となり、これからの学びにきっと活かされますというお話をしてくださいました。



心にしみる言葉でした。ヘレン先生と別れ、手続きを終えて、飛行機搭乗口へやってきました。朝早かったこと、また寒かったこともあり、みなラフなスタイルです。

飛行機に乗り込み、離陸した時にこっそり涙を拭いている人を見かけました。今回の12人の中で誰かが、こんなことを言っていました。「さようならって今回はお別れするけれど、私たちは生きていればきっといつかまた会えるんだから、大丈夫!」
この気持ちがあるからこそ、もっと英語を学んでみようという気持ちの原動力になっていくのかもしれません。

アデレードを離れ、一路シンガポールへ。

行きにも8時間過ごした場所なので、生徒たちも勝手がよくわかっている馴染みの場所のように感じているようでした。
しかし、冬のアデレードから比べると、シンガポールは28度。蒸し暑く、夏そのもの。大阪に帰っていく現実を肌で感じました。
さて、生徒たちの様子を見て、添乗員の方と無料のバスツアーに行くかどうかを決めたいねという相談をしていました。精神的にも身体的にも元気な様子だったので、ツアーに参加したいかどうかを聞いてみたところ、全員せっかく来たからマーライオンを見に行きたいという話になり、空港が行っている無料ツアーに急きょ参加してきました。添乗員がいるからこそ、荷物の預け先を安くすむよう交渉してくださったり、ツアーの申し込みをしてくださって出かけることができました。ツアーであっても市内に入りますので、シンガポール入国と出国の両方を経験しました。

入国カードの記入の経験もしました。

そして、ツアーへと出発です。


2か所写真スポットに止まりました。一つは光の祭典が楽しめる公園。花火のような電飾を楽しみました。その後、マーライオンのある所へ行きました。ここには、ミニのマーライオンと観光のパンフレットに乗っているあのマーライオンの本物を目にして、シンガポールに来たことを実感しました。


マーライオンを見た後は空港へ戻り、出国手続きを終え、再び空港内へ。

観光に出かけたので疲れていましたが、今回の語学研修についての振り返りの時間をとることになりました。
研修振り返りシートを書いたり、感想文を書いたりしましたが、持ち前の集中力を発揮し、短時間で仕上げて、遅い夕食を取りました。また、深夜1:25出発の飛行機に乗るので、搭乗のための再集合を12:40とし、空港内で最後のお買い物などの自由時間にして、預けた荷物の受け取りに行って日本へ帰る準備を整えました。

8月6日
アデレードを出て、シンガポールで町中へ観光に行き、大阪へと2日間で3都市を回ってきました。密度の濃い時間を、経験させていただきました。飛行機が離陸すると、瞬く間に皆眠りにつき、早朝6時の食事まではぐっすり寝たのではないでしょうか。
台風の影響も心配でしたが、定刻に関西国際空港に到着しました。ご家族の方々にも、17日間ご心配をおかけしましたが、無事に帰ってくることができました。
ずいぶん成長し、充実した日々だったと思います。ご家族のもとを離れ、外国でよその家庭に入っていく経験から、多くのことを学んできた研修だったのではないかと思います。素晴らしい経験をありがとうございました。

2017 アデレード  We enjoyed shopping at the Rundle Mall.

8月4日
今日は朝から英語の授業を受け、英語の学習の一部としてモールへのショッピングが予定されていました。ショッピングに出かけることが一番の関心事でした。朝から、買い物のことが話題になり、今日はどんな一日になるのかと思いながら生徒たちの様子を見たり、話を聞いたりということに忙しいスタートでした。

昨日、たくさんの出来事を過ごして感じたことを日記に書いてくれています。

Today was the last two days in Adelaide High Shcool. I was sad. Because I didn’t want to leave my buddy. Today we had English class, Japanese interview with year 9 students and farewell party. In English class, we ate pickles, feta cheese and frits. We also had PE class. We played basketball. In the evening, we had farewell party. It was wonderful. (K.T)

アデレード高校での生活が残り少なくなり、帰国が迫っている寂しさが伝わってきます。それだけ、素敵な経験をしてきたんですね。

この語学研修が始まり15日目を迎えました。本当に、こちらでの生活のペースに慣れ自分のホームのように過ごせるようになったころに帰国となります。
帰国に向けて、これまでの経験が活かせるようにとEnglish class ではMr.Turnerが実際の場面を想定した英語のやり取りの練習をたくさんさせてくださいました。まずは昨日Japanese Class で行われたインタビューについてのアンケート記入をしました。昨日のことを思い出して、質問項目に対して自分の考えや思いを英語で書いていきます。だんだんと電子辞書なくても英語で書けるようになってきていました。

だいたい、シートかけたころから、本日のMr.Turnerの授業、ホストファミリーへThank you cardを書くという課題に取り組みました。昨日、少し表現の練習をしていましたので、ずいぶん書きたいことは英語で出てくるようになっていました。また、こんなことを伝えたいけれどどんな表現があるかな?と教員、添乗員に聞いてくる生徒がおり、そのやり取りから、こんな表現があるよとMr.Turnerが提案をしてくれて、お互いにやり取りをしながら感謝のお手紙を書きあげることができました。Thank you cardは学校から、素敵なものを一人1カードいただくことができました。


授業中にみんなそろっての写真も撮っておいてくださいね、とJapanese Classの先生から言われていたので、それも撮りました。

先週の月曜にこの教室で撮った写真と比べると、ずいぶんと成長した感じがします。

今日はこれからこの辺りでは有名なRundle Mallというところへ買い物に出かけ、自分で英語を使ってお買い物を実践するので、そのシミュレーションをしました。実際のオーストラリアの硬貨を使って、3人グループで一人が店主2人が客ということでお金のやり取りをし、おつりが間違っていたらどう対処するかを練習しました。かなり、実践的な練習だったので、生徒たちも熱心にやり取りをしていました。この12人のすごいところは、どんなアクティビティも自分たちのアイデアを活かして楽しんで取り組むことができるところです。おそらく普段の学校の授業なら、飽きてしまうようなことでも、いろいろ工夫をして楽しんでいました。



また、先生も生徒たちが飽きないように、コインが隠れるマジックを教えてくださったり、50セントコインは12角形なので立つのでうまくバランスをとるといくつか重ねられるとおっしゃって、挑戦した生徒もいました。


楽しんで英語を学ぶ時間もあっという間に終わり、リセスというおやつタイムが終わると4人のアデレード高校生の付き添いで私たちは、Rundle Mall へと出かけました。今日は、冷たい風が強く、トラムを待っているのが本当につらいぐらいの風の吹きっぷりでした。

目的地、Rundle Mallのそばでトラムを降り、モール内を自由に買い物に行くことにはなっていましたが、再集合する場所をみんなで確認しに行こうということでモールの真ん中にある、金属のオブジェまで歩いていきました。


集合場所を確かめ、それではお買い物に行きましょう!ということになりました。解散寸前の様子はこんな感じです。

この後はみな、思いもいのお店へ2,3人のグループで出かけていきました。それぞれに、買いたいものがあったようで一瞬にして姿がなくなりました。私たち教員もみんなとどんな店で出会うかなと言いながらぶらぶら歩き、あちらこちらの店の中で姿を見るのですが、全く生徒たちは私たち教員、添乗員には気づかず真剣に商品を見ていました。

午後2時。集合地点に戻ると、きちんと全員揃っていて、むしろMr.Turnerが一番ゆっくり現れたのには驚きでした。それぞれに、荷物を持ち再びトラムの駅へ向かいました。
楽しく会話をしながらの帰り道。


アデレード高校の生徒がいてくれることで、迷うことなく買い物もでき安全に学校まで帰り着くことができました。
日本へのお土産を一生懸命選んでいた姿が、とても素敵でした。
学校近くのトラム駅から学校までが、大変な道のりとなりました。朝から、にわか雨だったのですが。ものすごい風と雨にあい、持っていた折り畳み傘は役に立たず、わずか5,6分の距離でびしょ濡れになりました。
学校に着くと、ある学生たちのプロジェクトでインタビューを受けることになり、みんな必死で答えていました。最後の仕上げには、いい経験です。

明日の朝が早いこと、荷物のパッキングのことなど教員、添乗員からお話をさせていただき、ホストファミリーのバディ来ている人から帰っていきました。
だんだん、別れを惜しむように居残る生徒たちがでてきて、今日はとうとう涙のお別れをした生徒もいました。ホストファミリーや学校での活動を通して仲良くなった生徒たちは、本当にいい関係を作れていたようです。日本語クラスの生徒がお手紙を日本語で書いてきてくれたものを読み、涙があふれている生徒もいました。

明日、朝の集合ではきっと涙のお別れになりそうです。でも、今日、明日流す涙は次また会える希望の涙のはず。
これからもずっと友達でいられるよう、つながりを持っていきたいですね。

2017 アデレード  We enjoyed PE at Adelaide High School.

8月3日
今日は学校で過ごしました。アデレード高校で朝1時間目から6時間目まで、高校生として過ごせるのは今日が最後となりました。今日も、このプログラムの締めくくりに向けての学びを行いました。

昨日、とっても寒い風の吹く中訪れた港町の感想を書いてくれたので、紹介いたします。

今日はVictor Harbourに行きました。着いたらまずGranite Islandという島へ行きました。そこ行くために、私たちは島と大陸をつなぐ長い橋を歩いて渡りました。風がとても強くて寒かったですが、とても貴重な体験をすることができ、楽しかったです。その後は、自由行動でした。私たちは昼食を食べた後はVictor Harbourの街をぶらぶら歩きました。そこで、たくさんお土産を買うことができました。帰りのバスでは、疲れたのかたくさんの人が寝ていました。一日中歩きまわってとても疲れましたが、また新たな経験を積むことができ、とてもうれしかったです。(N.O)

毎日、何かを感じて自分の経験にしていることが伝わってきます。
学校での学びがだんだんと、締めくくりにむかっていることもあり、今日はEnglish lessonではお世話になった方々へ英語で感謝の気持ちを伝えるにはどんな表現を使えばよいかということを教えていただきました。生徒たちも、自分の感謝の気持ちをもっと伝えたいのに、”Thank you.”しか言えないのは、物足りないと思っていたようです。今日学んだフレーズや、表現はさっそくFarewell Party で披露することができ、学びを実践するという体験をしてきました。生徒たちはホストファミリーにありがとうの気持ちを伝えるため、Thank you cardを書くそうです。


そのあとは、Mr.Turnerの指導による礼儀正しい人との会話練習を行いました。お互いに相手に敬意を払って、会話をするときにどのような態度、どのような言葉かけをするとよいのかということを常にこれま学んだことを振り返りながら、クラスメートと対話練習をさせていただきました。


ここで、English lessonから、Japanese class へ移動となりました。ヘレン先生のクラスへ訪問し、13グループと旭生12人と教員が入って日本語での質問に答えたり、こちらからは英語で質問をしたりというアクティビティがありました。これも、ずいぶん慣れたもので、笑顔で話ができるようになっていました。


Japanese classとのインタビューはあっという間に終わり、夕方のパーティーで行うJapan Presentationの準備に取り掛かりました。各自、自分の原稿を取り出し、日本でどんな準備をしてきたかを思い出しながら打ち合わせをし、次にグループごとにパソコンのパワーポイントの画面を見ながら、原稿を読むタイミング、画面を変えるタイミングのうち合わせをしました。準備をしてきたとはいえ、こちらに来てからは一回もプレゼンのことは練習していないので、少し心配でしたが、自分のパートはしっかり暗記もしてくれていて頼もしい一面をまた見せてもらいました。


午後からは、こちらに来た初めて体育の授業。久しぶりに旭の体操服を着て、準備をしているところへオージーフットボールの選手のような大きな先生が現れ、生徒たちを戸外のバスケットコートへと案内してくださいました。先週、オージーフットボールを教えてもらえるかもしれないと聞いていましたが、旭生ができるものを考えてくださったのか、基礎の筋肉トレーニングとバスケットボールをさせていただきました。本当に、久しく体をスポーツをして動かしていなかったので、とてもよい気分転換になったようです。とても、楽しんでいました。


放課後、学校で6時からのFarewell partyまで、ホストファミリーのお宅へ戻ってまた学校に来るのが時間的に厳しい生徒は学校に居残り、2時間ほど添乗員の付き添いで近くのモールに買い物へと出かけました。明日、学校からも行くモールですが、お店の下調べができるねと言いながら散歩がてら出かけました。学校に戻ってくると、パティーの準備が着々と進められていて、「ああ~。プレゼンいよいよかぁ。」という声が聞こえてきました。
パーティが始まり、司会者のヘレン先生、フィル先生が挨拶をされるとまず旭高校生がビュッフェスタイルの食事なので各自食べ物を皿に取ってきました。その後、会場の皆さんも食事をはじめ、食べ始めたころに気が付けば、旭生とアデレード生の大きな輪ができて、皆仲よく食事をとっている姿を目にしました。この2週間でこんなに近しい関係を築きあげることができたなんて、とても素晴らしいことです。笑って、しゃべって、音楽を楽しんで、良い時間を過ごしていました。

パーティの中ごろにプレゼンタイムがやってきました。日本の学校を紹介し、旭高校を紹介したプレゼンで始まり、和食を紹介したグループは味噌汁をお客さんに体験してもらい、
日本の伝統的な遊びを紹介したグループはけん玉、だるま落とし、折り紙をみんなに体験してもらいとにかく、体験型のプレゼンを披露しました。皆さん、一緒にやってみてくださったので会場も盛り上がり、楽しい時間となりました。味噌汁の準備は添乗員さんが手伝ってくださり、本当にお世話になりました。

パーティーの最後に旭生代表として2年の脇本さんが感謝のスピーチをし、アデレード生からも思い出に残る言葉をいただきました。
また、フィル先生から、旭生には2週間のstudy program修了証もいただきました。

いよいよ明日はアデレード高校で学べる最後の一日になります。ホストファミリーの心温まるもてなしに、心から感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。

2017 アデレード  Visiting the Victor Harbour

8月2日
今日は歴史的な名所、Victor Harbourへ一日の遠足へ出かけました。バスで片道1時間半かかるといわれている場所です。冬ということもあり、地元の先生から絶対暖かい服装で行ったほうが良いといわれ、寒さ対策をして出かけました。

昨日の振り返りを今日もご紹介します。しっかり、感じて学んでくれいます。

今日は朝からcookingでAnzac cookiesを作りました。意外と簡単ですぐにできました。各グループで作ったのを交換したりしてすごく楽しかったです。作ったクッキーは家に持ち帰ってホストファミリーにも食べてもらいました。Japanese classでは、日本についてのインタビューを受けました。自分の国のことなのにちゃんとこたえられるものが少なく、自分たちは全く日本のことを知らにことを知らないのだなと思いました。午後は、Art classがあり、アボリジニアートの続きをしました。とっても難しかったです。今日もとても充実した一日で楽しかったです。(K.H)

外国に行ってみて、自分の国のことを教えてといわれて自分が知らないことが多いことに気づくというのは、本当に素晴らしい発見です。良い経験をしていますね。

それでは、本日の遠足に戻ります。朝9時ごろに学校をバスで出発し、約1時間半で、引率のMr.Turnerが夏(こちらでは12月ごろ)に人気のサーフィンスポットを紹介してくださいました。
サーフィンのスポットというだけあり、高い波が押し寄せる風景はとても美しかったです。本当に風が強く、バスを降りたときは、みんな寒さに震えあがりました。それでも、景色の美しさにさっそく写真を撮っていました。

次に、この土地ではクジラ漁が昔行われていたということで、クジラを見つけて合図を出す小高いポイントを訪れ、海が見渡せることを一緒に確かめました。今、季節は冬なのでまさか海に入っている人はいないと思っていましたが、ウエットスーツを着て泳いでいる人がいました。最初はアザラシ?とMr.Turnerも言っていましたが、よく見ると人であることがわかり、ちょっと残念でした。でも、昔の人が海を見渡し、クジラの姿を見つけて港の人に合図を送る姿に思いを少しだけはせることができました。

集合写真を撮ってみたところ、生徒たちからこのカメラでも撮ってほしいとリクエストがでて、こんなことになりました。

みんな、寒い寒いといいながらバスに乗り込み、今日の目的地へと向かいます。

Victor Habourに着くと、まずはバスを降りて、長い橋を歩いて渡って、the Granite Islandへ渡りました。この橋がなかなかの曲者といってもよいくらいいろんなものが渡っていきます。人、車、馬。最初、橋の真ん中に落ちているものを見て、まさか馬とか歩かないよねなんて言っていましたが、歩いている姿をみて、本当なんだ!と驚いていました。

渡った先は、昔はペンギンがたくさんいたそうですが、いまはもうわずかしかいないというお話をMr.Turnerからしていただきました。海の水は気温も水温も低いこともあり、とても澄んでいました。


このあと、自由時間ということで昼ご飯を自由に食べ、バスがついたところに再集合するということでいったん解散しましたが、皆寒さが厳しいので橋を戻り、ちょっとした食べ物のお店のある町で買いもをしたり、ご飯を食べたりと海沿いの町を楽しんでいました。

帰り道も1時間半かかるということで、1時20分ごろ学校へ向けて出発しました。バスに全員乗り込んで、点呼が終わったところです。
このあとはバスもみんなが冷えているだろうからと、暖房を強めに入れてくださり、心地よい眠りに誘われて、帰ってきました。
学校に着いた頃には、エネルギーチャージができたようで、バディとともに元気に帰っていきました。明日は、いよいよJapan Presentationです。Farewell Partyも予定されており、帰国が迫ってきていることを実感し始めています。今日は、雨が降るといわれていましたが、またしても旭生のパワーで、雨は降らずむしろ太陽を味方につけたように思いました。生徒たちが帰ったあと、アデレード市内は雨が降り始めました

2017 アデレード  We enjoyed a school day.

8月1日
今日は一日学校で過ごしましたが、cooking, Egnlish class, Artと3種類の学びをすることができました。どの活動も、締めくくりに向けてまとめの内容になってきました。

昨日の遠足Glenelgのことも含めて、一日を振り返ってくれた日記をご紹介します。

朝、conference room(旭高校生のための教室です)に行くと、知らない男性がいました。その人は、Mr.Turnerという私たちの新しい先生でした。彼は、少し日本語を話すことができ、午前中のEnglish lessonでは日本語と英語使ってとても分かりやすく授業を行ってくれました。午後からは、Glenelgへtramに乗っていきました。自由行動の時には皆それぞれランチを楽しみました。私はハンバーガーとジェラートを食べました。今日は授業もエクスカーションもあって疲れましたが、また、新しい経験を積むことができ、とてもうれしいです。(S.K)

日々の経験に興味を持って取り組んでいることが伝わります。

さて、まずはオーストラリアの人にとって大切な食べ物といわれているクッキーAnzac作りに挑戦してきました。
今日のお菓子作りの先生は、なんと日本語先生でもあるヘレン先生。でも、調理実習中は英語の授業の一部なのですべて、英語で行われました。
材料を混ぜて、出来上がりを楽しみにしながら、天板に置いていきます。グループで活動していますので、おしゃべりは日本語ですが、わからないことが出てきたら
英語で聞くという姿勢がみんなに見られて、頼もしい感じがしました。


クッキーのネタができると天板に乗せ、オーブンで10分ほどやくと出来上がりました。


焼きあがると本当にいい匂いがして、すぐに食べたくなるようでした。冷めてから、袋に詰めてホストファミリーやランチを一緒に食べるバディへのお土産にしていましたが、
やっぱり作ったものは食べてみたい!ということで試食も楽しみました。


笑顔で試食を楽しみました。不思議なことですが、グループごとに味がちがう!と添乗員の宇野さんがおっしゃって、みんな、互いに別のグループのクッキーを試食しあうこととなり、
大騒ぎでした。ホストファミリーの皆さんは楽しんでいただけたのでしょうか。

この後は、English Lesson。今日は「食」に関するテーマで、食事のマナーについて英語で学びました。
ナイフとフォークを使用する食事ではどんな態度がお行儀がよいのかを実例を示しながら、Mr.Turnerが教えてくださり、
自分たちが行っている食べ方はどうだろうか、ホストファミリーの様子からマナーに従っているのか?など、様々な意見を交換しながら
自分たちも、マナーについて実践をしました。箸を使う私たち、日本人の文化と異なる面を改めて感じていたようです。

次に今週も日本語のクラスに訪問しました。先週とは異なるクラスで、12年生(高校3年)の課題研究クラスへ行きました。生徒たちはそれぞれの課題研究の一つとして、日本人にインタビューを行い、得た情報をもとに各自の課題を仕上げていくということで、質問内容もかなり高度で旭生たちも難しいなぁといいながらも自分の知っている知識をフルに活用して熱心に答えていました。アデレード高校の生徒にとっても日本語で日本のことを学ぶチャンスということもあり、お互いに一生懸命に意見を交換していました。


ほぼ、質問も終わりになったかなといった頃に、みんなに先週お世話になった日本語の先生Mr.Kamから焼き立てのミニミートパイが届けれら、昼食前のひと時、
温かいパイでさらに気持ちも心も和みました。


ランチタイムになると、それぞれにバディが迎えに来て、校内へと出かけていきましたが、今日は一部のバディが旭生たちの教室に訪問してきて、いっしょに部屋で昼ご飯を食べていました。こんな風に昼ご飯を食べているんだなぁと私たち教員、添乗員ともに生徒たちの姿を見ることが出ました。

昼食後はArtの時間。わずか2時間ほどで先週習ったアボリジニアートの技法を使って、ミニキャンバスを仕上げました。先週作った、ペーパーウエイトの作品が出来上がったのでそれも写真をとり、
各自お土産に持ち帰ってくださいと美術の先生が言ってくださいました。アボリジニアートは点描画なので、集中力と根気がいります。最初は、時間がかかるから仕上がらないかもと不安そうでしたが、
さすが、アデレードまでやってきた精神力の強さを発揮してくれて、どの生徒も作品を仕上げることができました。


色の組み合わせでなやんだり、点の大きさで悩んだり、苦労をしましたが、出来上がりを見るとうれしい気持ちになったのではないかと思います。


明日は、今週の真ん中。そして、一日遠足の日です。学校からバスに乗って出かけます。ヨーロッパからの移民という土地柄もあり港はとても重要な場所とされています。アデレード、オーストラリアの歴史と文化を肌で感じる一日になればと思っています。