2017 アデレード  We enjoyed PE at Adelaide High School.

8月3日
今日は学校で過ごしました。アデレード高校で朝1時間目から6時間目まで、高校生として過ごせるのは今日が最後となりました。今日も、このプログラムの締めくくりに向けての学びを行いました。

昨日、とっても寒い風の吹く中訪れた港町の感想を書いてくれたので、紹介いたします。

今日はVictor Harbourに行きました。着いたらまずGranite Islandという島へ行きました。そこ行くために、私たちは島と大陸をつなぐ長い橋を歩いて渡りました。風がとても強くて寒かったですが、とても貴重な体験をすることができ、楽しかったです。その後は、自由行動でした。私たちは昼食を食べた後はVictor Harbourの街をぶらぶら歩きました。そこで、たくさんお土産を買うことができました。帰りのバスでは、疲れたのかたくさんの人が寝ていました。一日中歩きまわってとても疲れましたが、また新たな経験を積むことができ、とてもうれしかったです。(N.O)

毎日、何かを感じて自分の経験にしていることが伝わってきます。
学校での学びがだんだんと、締めくくりにむかっていることもあり、今日はEnglish lessonではお世話になった方々へ英語で感謝の気持ちを伝えるにはどんな表現を使えばよいかということを教えていただきました。生徒たちも、自分の感謝の気持ちをもっと伝えたいのに、”Thank you.”しか言えないのは、物足りないと思っていたようです。今日学んだフレーズや、表現はさっそくFarewell Party で披露することができ、学びを実践するという体験をしてきました。生徒たちはホストファミリーにありがとうの気持ちを伝えるため、Thank you cardを書くそうです。


そのあとは、Mr.Turnerの指導による礼儀正しい人との会話練習を行いました。お互いに相手に敬意を払って、会話をするときにどのような態度、どのような言葉かけをするとよいのかということを常にこれま学んだことを振り返りながら、クラスメートと対話練習をさせていただきました。


ここで、English lessonから、Japanese class へ移動となりました。ヘレン先生のクラスへ訪問し、13グループと旭生12人と教員が入って日本語での質問に答えたり、こちらからは英語で質問をしたりというアクティビティがありました。これも、ずいぶん慣れたもので、笑顔で話ができるようになっていました。


Japanese classとのインタビューはあっという間に終わり、夕方のパーティーで行うJapan Presentationの準備に取り掛かりました。各自、自分の原稿を取り出し、日本でどんな準備をしてきたかを思い出しながら打ち合わせをし、次にグループごとにパソコンのパワーポイントの画面を見ながら、原稿を読むタイミング、画面を変えるタイミングのうち合わせをしました。準備をしてきたとはいえ、こちらに来てからは一回もプレゼンのことは練習していないので、少し心配でしたが、自分のパートはしっかり暗記もしてくれていて頼もしい一面をまた見せてもらいました。


午後からは、こちらに来た初めて体育の授業。久しぶりに旭の体操服を着て、準備をしているところへオージーフットボールの選手のような大きな先生が現れ、生徒たちを戸外のバスケットコートへと案内してくださいました。先週、オージーフットボールを教えてもらえるかもしれないと聞いていましたが、旭生ができるものを考えてくださったのか、基礎の筋肉トレーニングとバスケットボールをさせていただきました。本当に、久しく体をスポーツをして動かしていなかったので、とてもよい気分転換になったようです。とても、楽しんでいました。


放課後、学校で6時からのFarewell partyまで、ホストファミリーのお宅へ戻ってまた学校に来るのが時間的に厳しい生徒は学校に居残り、2時間ほど添乗員の付き添いで近くのモールに買い物へと出かけました。明日、学校からも行くモールですが、お店の下調べができるねと言いながら散歩がてら出かけました。学校に戻ってくると、パティーの準備が着々と進められていて、「ああ~。プレゼンいよいよかぁ。」という声が聞こえてきました。
パーティが始まり、司会者のヘレン先生、フィル先生が挨拶をされるとまず旭高校生がビュッフェスタイルの食事なので各自食べ物を皿に取ってきました。その後、会場の皆さんも食事をはじめ、食べ始めたころに気が付けば、旭生とアデレード生の大きな輪ができて、皆仲よく食事をとっている姿を目にしました。この2週間でこんなに近しい関係を築きあげることができたなんて、とても素晴らしいことです。笑って、しゃべって、音楽を楽しんで、良い時間を過ごしていました。

パーティの中ごろにプレゼンタイムがやってきました。日本の学校を紹介し、旭高校を紹介したプレゼンで始まり、和食を紹介したグループは味噌汁をお客さんに体験してもらい、
日本の伝統的な遊びを紹介したグループはけん玉、だるま落とし、折り紙をみんなに体験してもらいとにかく、体験型のプレゼンを披露しました。皆さん、一緒にやってみてくださったので会場も盛り上がり、楽しい時間となりました。味噌汁の準備は添乗員さんが手伝ってくださり、本当にお世話になりました。

パーティーの最後に旭生代表として2年の脇本さんが感謝のスピーチをし、アデレード生からも思い出に残る言葉をいただきました。
また、フィル先生から、旭生には2週間のstudy program修了証もいただきました。

いよいよ明日はアデレード高校で学べる最後の一日になります。ホストファミリーの心温まるもてなしに、心から感謝の気持ちを忘れずに過ごしたいものです。