2017 アデレード  We enjoyed shopping at the Rundle Mall.

8月4日
今日は朝から英語の授業を受け、英語の学習の一部としてモールへのショッピングが予定されていました。ショッピングに出かけることが一番の関心事でした。朝から、買い物のことが話題になり、今日はどんな一日になるのかと思いながら生徒たちの様子を見たり、話を聞いたりということに忙しいスタートでした。

昨日、たくさんの出来事を過ごして感じたことを日記に書いてくれています。

Today was the last two days in Adelaide High Shcool. I was sad. Because I didn’t want to leave my buddy. Today we had English class, Japanese interview with year 9 students and farewell party. In English class, we ate pickles, feta cheese and frits. We also had PE class. We played basketball. In the evening, we had farewell party. It was wonderful. (K.T)

アデレード高校での生活が残り少なくなり、帰国が迫っている寂しさが伝わってきます。それだけ、素敵な経験をしてきたんですね。

この語学研修が始まり15日目を迎えました。本当に、こちらでの生活のペースに慣れ自分のホームのように過ごせるようになったころに帰国となります。
帰国に向けて、これまでの経験が活かせるようにとEnglish class ではMr.Turnerが実際の場面を想定した英語のやり取りの練習をたくさんさせてくださいました。まずは昨日Japanese Class で行われたインタビューについてのアンケート記入をしました。昨日のことを思い出して、質問項目に対して自分の考えや思いを英語で書いていきます。だんだんと電子辞書なくても英語で書けるようになってきていました。

だいたい、シートかけたころから、本日のMr.Turnerの授業、ホストファミリーへThank you cardを書くという課題に取り組みました。昨日、少し表現の練習をしていましたので、ずいぶん書きたいことは英語で出てくるようになっていました。また、こんなことを伝えたいけれどどんな表現があるかな?と教員、添乗員に聞いてくる生徒がおり、そのやり取りから、こんな表現があるよとMr.Turnerが提案をしてくれて、お互いにやり取りをしながら感謝のお手紙を書きあげることができました。Thank you cardは学校から、素敵なものを一人1カードいただくことができました。


授業中にみんなそろっての写真も撮っておいてくださいね、とJapanese Classの先生から言われていたので、それも撮りました。

先週の月曜にこの教室で撮った写真と比べると、ずいぶんと成長した感じがします。

今日はこれからこの辺りでは有名なRundle Mallというところへ買い物に出かけ、自分で英語を使ってお買い物を実践するので、そのシミュレーションをしました。実際のオーストラリアの硬貨を使って、3人グループで一人が店主2人が客ということでお金のやり取りをし、おつりが間違っていたらどう対処するかを練習しました。かなり、実践的な練習だったので、生徒たちも熱心にやり取りをしていました。この12人のすごいところは、どんなアクティビティも自分たちのアイデアを活かして楽しんで取り組むことができるところです。おそらく普段の学校の授業なら、飽きてしまうようなことでも、いろいろ工夫をして楽しんでいました。



また、先生も生徒たちが飽きないように、コインが隠れるマジックを教えてくださったり、50セントコインは12角形なので立つのでうまくバランスをとるといくつか重ねられるとおっしゃって、挑戦した生徒もいました。


楽しんで英語を学ぶ時間もあっという間に終わり、リセスというおやつタイムが終わると4人のアデレード高校生の付き添いで私たちは、Rundle Mall へと出かけました。今日は、冷たい風が強く、トラムを待っているのが本当につらいぐらいの風の吹きっぷりでした。

目的地、Rundle Mallのそばでトラムを降り、モール内を自由に買い物に行くことにはなっていましたが、再集合する場所をみんなで確認しに行こうということでモールの真ん中にある、金属のオブジェまで歩いていきました。


集合場所を確かめ、それではお買い物に行きましょう!ということになりました。解散寸前の様子はこんな感じです。

この後はみな、思いもいのお店へ2,3人のグループで出かけていきました。それぞれに、買いたいものがあったようで一瞬にして姿がなくなりました。私たち教員もみんなとどんな店で出会うかなと言いながらぶらぶら歩き、あちらこちらの店の中で姿を見るのですが、全く生徒たちは私たち教員、添乗員には気づかず真剣に商品を見ていました。

午後2時。集合地点に戻ると、きちんと全員揃っていて、むしろMr.Turnerが一番ゆっくり現れたのには驚きでした。それぞれに、荷物を持ち再びトラムの駅へ向かいました。
楽しく会話をしながらの帰り道。


アデレード高校の生徒がいてくれることで、迷うことなく買い物もでき安全に学校まで帰り着くことができました。
日本へのお土産を一生懸命選んでいた姿が、とても素敵でした。
学校近くのトラム駅から学校までが、大変な道のりとなりました。朝から、にわか雨だったのですが。ものすごい風と雨にあい、持っていた折り畳み傘は役に立たず、わずか5,6分の距離でびしょ濡れになりました。
学校に着くと、ある学生たちのプロジェクトでインタビューを受けることになり、みんな必死で答えていました。最後の仕上げには、いい経験です。

明日の朝が早いこと、荷物のパッキングのことなど教員、添乗員からお話をさせていただき、ホストファミリーのバディ来ている人から帰っていきました。
だんだん、別れを惜しむように居残る生徒たちがでてきて、今日はとうとう涙のお別れをした生徒もいました。ホストファミリーや学校での活動を通して仲良くなった生徒たちは、本当にいい関係を作れていたようです。日本語クラスの生徒がお手紙を日本語で書いてきてくれたものを読み、涙があふれている生徒もいました。

明日、朝の集合ではきっと涙のお別れになりそうです。でも、今日、明日流す涙は次また会える希望の涙のはず。
これからもずっと友達でいられるよう、つながりを持っていきたいですね。