2017 アデレード  We enjoyed a school day.

8月1日
今日は一日学校で過ごしましたが、cooking, Egnlish class, Artと3種類の学びをすることができました。どの活動も、締めくくりに向けてまとめの内容になってきました。

昨日の遠足Glenelgのことも含めて、一日を振り返ってくれた日記をご紹介します。

朝、conference room(旭高校生のための教室です)に行くと、知らない男性がいました。その人は、Mr.Turnerという私たちの新しい先生でした。彼は、少し日本語を話すことができ、午前中のEnglish lessonでは日本語と英語使ってとても分かりやすく授業を行ってくれました。午後からは、Glenelgへtramに乗っていきました。自由行動の時には皆それぞれランチを楽しみました。私はハンバーガーとジェラートを食べました。今日は授業もエクスカーションもあって疲れましたが、また、新しい経験を積むことができ、とてもうれしいです。(S.K)

日々の経験に興味を持って取り組んでいることが伝わります。

さて、まずはオーストラリアの人にとって大切な食べ物といわれているクッキーAnzac作りに挑戦してきました。
今日のお菓子作りの先生は、なんと日本語先生でもあるヘレン先生。でも、調理実習中は英語の授業の一部なのですべて、英語で行われました。
材料を混ぜて、出来上がりを楽しみにしながら、天板に置いていきます。グループで活動していますので、おしゃべりは日本語ですが、わからないことが出てきたら
英語で聞くという姿勢がみんなに見られて、頼もしい感じがしました。


クッキーのネタができると天板に乗せ、オーブンで10分ほどやくと出来上がりました。


焼きあがると本当にいい匂いがして、すぐに食べたくなるようでした。冷めてから、袋に詰めてホストファミリーやランチを一緒に食べるバディへのお土産にしていましたが、
やっぱり作ったものは食べてみたい!ということで試食も楽しみました。


笑顔で試食を楽しみました。不思議なことですが、グループごとに味がちがう!と添乗員の宇野さんがおっしゃって、みんな、互いに別のグループのクッキーを試食しあうこととなり、
大騒ぎでした。ホストファミリーの皆さんは楽しんでいただけたのでしょうか。

この後は、English Lesson。今日は「食」に関するテーマで、食事のマナーについて英語で学びました。
ナイフとフォークを使用する食事ではどんな態度がお行儀がよいのかを実例を示しながら、Mr.Turnerが教えてくださり、
自分たちが行っている食べ方はどうだろうか、ホストファミリーの様子からマナーに従っているのか?など、様々な意見を交換しながら
自分たちも、マナーについて実践をしました。箸を使う私たち、日本人の文化と異なる面を改めて感じていたようです。

次に今週も日本語のクラスに訪問しました。先週とは異なるクラスで、12年生(高校3年)の課題研究クラスへ行きました。生徒たちはそれぞれの課題研究の一つとして、日本人にインタビューを行い、得た情報をもとに各自の課題を仕上げていくということで、質問内容もかなり高度で旭生たちも難しいなぁといいながらも自分の知っている知識をフルに活用して熱心に答えていました。アデレード高校の生徒にとっても日本語で日本のことを学ぶチャンスということもあり、お互いに一生懸命に意見を交換していました。


ほぼ、質問も終わりになったかなといった頃に、みんなに先週お世話になった日本語の先生Mr.Kamから焼き立てのミニミートパイが届けれら、昼食前のひと時、
温かいパイでさらに気持ちも心も和みました。


ランチタイムになると、それぞれにバディが迎えに来て、校内へと出かけていきましたが、今日は一部のバディが旭生たちの教室に訪問してきて、いっしょに部屋で昼ご飯を食べていました。こんな風に昼ご飯を食べているんだなぁと私たち教員、添乗員ともに生徒たちの姿を見ることが出ました。

昼食後はArtの時間。わずか2時間ほどで先週習ったアボリジニアートの技法を使って、ミニキャンバスを仕上げました。先週作った、ペーパーウエイトの作品が出来上がったのでそれも写真をとり、
各自お土産に持ち帰ってくださいと美術の先生が言ってくださいました。アボリジニアートは点描画なので、集中力と根気がいります。最初は、時間がかかるから仕上がらないかもと不安そうでしたが、
さすが、アデレードまでやってきた精神力の強さを発揮してくれて、どの生徒も作品を仕上げることができました。


色の組み合わせでなやんだり、点の大きさで悩んだり、苦労をしましたが、出来上がりを見るとうれしい気持ちになったのではないかと思います。


明日は、今週の真ん中。そして、一日遠足の日です。学校からバスに乗って出かけます。ヨーロッパからの移民という土地柄もあり港はとても重要な場所とされています。アデレード、オーストラリアの歴史と文化を肌で感じる一日になればと思っています。