今日(13日)から保護者の方対象の授業公開及び保護者懇談週間が始まりました。「高校の授業は見てもわからないし」という声をお聞きしますが、授業を見ていただき、本校の教員がどのように授業をしているか、クラスの様子はどうかなど実感してみてください。当日のアンケートにお答えいただいたり、後日の学校教育自己診断でご回答いただいたり、皆さまからの忌憚ないご意見を教職員一同が真摯に受けとめることにより学校改善が進みます。
また、午後からの懇談では、新学年になって約2か月が経ち、子どもたちに変化が表れてくる頃です。この時期に担任が生徒本人・保護者の方とじっくり話をし、お互いの理解を深めて1学期後半に向かいます。高校3年間はとても早く過ぎていきます。この懇談の機会を利用して、これまでを振り返ることと、自分の目標を再確認し、必要に応じて微修正しながら進路実現を図ってください。
2016年6月13日
授業公開および保護者懇談週間
2016年6月4日
体育祭を終えて
昨日(3日)は本校の体育祭でした。午前中は生徒が呼び込んだ爽やかな風につつまれながら、競技は白熱して進みました。午後は生徒の熱気がそのまま空気に伝わったかのように、気温が上がりましたが生徒の熱気は冷めるどころかどんどん増していきました。
競技では転倒してしまったランナーが悔く残念そうな表情を浮かべましたが、でも諦めずに走ります。競技ですから順位はつきます。例え最下位であってもその一生懸命な姿に皆が拍手や声援を惜しみませんでした。
毎年好評の応援合戦、今年も各団が趣向を凝らし、6分間にこれまで練習してきたことを凝縮して発表しました。各団の演技が終わるごとに大きな拍手が沸き起こり、それぞれの団員はやりきった表情を浮かべていました。
学年種目で、1年生は「大縄跳び」、2名の縄をまわす係以外が全員跳びます。練習ではうまくいったのに、本番ではうまくいかなかったクラス、反対に本番でうまくいったクラスと悲喜こもごもでした。全員が大きく声をかけながらクラスが一体になっていました。
2年生は「ムカデ競争」、厚手の板に5人が乗って、息があわないと板があがりません。つっかかりながら進むグループ、リズムよく進むグループ、まわりの応援もリズミカルにテンポを刻んでいました。
3年生は「フォークダンス」です。少し照れもありながら、でもだんだんと硬さが取れて楽しさがまわりに伝わってきました。
一つひとつの競技、応援合戦、総合成績と順位が発表され、表彰しました。表彰された団、おめでとうございます。残念ながら入賞できなかった団も胸を張ってください。それぞれが努力してきたことはなくなりません。しっかりと糧になっているはずです。
3年生は最後の体育祭、しっかりと後輩につないでください。2年生は3年生から受け継いで来年、今年以上の体育祭にしてください。1年生は今年はついていくだけで精一杯だったと思います。来年は中堅として3年生を盛り立てましょう。
クラブ員、食堂の方等いろいろな協力があって成り立っている体育祭です。保護者の皆さまにもたくさんおこしいただきましてありがとうございました。お子さまががんばっている姿を見ていただけたのではないでしょうか。
最後に、体育祭を行うにあたり、グランドで大きな音を発しています。近隣にお住いの方々、高殿小学校、旭陽中学校のご理解とご協力があって、第65回の体育祭が実施できました。ありがとうございました。これからもこの体育祭が続けられますようにご理解のほどよろしくお願いいたします。
2016年5月25日
うれしい電話
5月23日月曜日の午後3時ころにお電話をいただきました。その内容は、
『 20日(金)の夕方に福島区の路上で道に迷い、東西線の駅を探して何人
もの人に尋ねたのですがわからなかったり、無視されたりしました。高齢の
女ふたりで途方に暮れ、疲れ切っていたところに高校生の女の子が通りか
かり、とても親切に、そして丁寧にご本人の帰り道とは逆方向の駅の入り
口まで連れて行ってくださいました。
それが旭高校の生徒さんでした。どうしてもお礼が言いたくて、こんなす
ばらしい生徒さんがいることを校長先生にも学校の皆さんにも知っていた
だきたくて電話しました。 』
とのことでした。電話でお話を伺いながら私もとてもうれしくなりました。この生徒Aさんは
自分では普通のことをしただけだと思っているかもしれませんが、女性の方が心から感
謝されている様子が電話の向こうから伝わってきました。女性の方はご自身のことは何
も言われずに、電話でのお話は終わりました。
この方の強い希望であり、私も同じように思いましたので校長便りでも紹介させていた
だきます。
2016年5月23日
今日から中間テスト
今日から中間テストです。4月から先週まで学習したことをしっかり復習してテストに臨んでください。生徒の皆さんは自分のためにがんばりましょう。ただし、体調には気をつけて力を発揮してください。
2016年5月20日
5月の思い
5月も20日を迎えました。本日はPTA総会が行われました。昼過ぎに新旧の役員の方々にお集まりいただき、議案等を整理した後に総会が行われ、無事に終了しました。PTA役員、実行委員会の方だけでなく会員の方々も旭高校を応援しようとの思いを持っておられ、とても頼もしく、ありがたく思いました。今後ともよろしくお願いいたします。
また、進路説明会には視聴覚室いっぱいの保護者の方にお集まりいただき、関心の高さを感じました。同時に私たちの責任を感じました。
今日まで「校長だより」を更新できていませんでしたので、少し振り返りたいと思います。
4月 8日(金) 午前 2、3年生を前に始業式。生徒の皆さんより私が緊張していました。
午後 ま新しい制服に身をつつんだ1年生の入学式(私も旭高校1年生です)
4月11日(月) 新入生に対して、2・3年生が各自のクラブを紹介し、最後は校歌を大合唱して
終わりました。どのクラブも趣向を凝らしての紹介で、1年生がたくさんクラブに
入ってもらいたいです。
4月23日(土) 夏休み中に行う語学研修の説明会を行いました。今年は英国の Uppingham
School でのプログラムです。私が高校生の時にはこのような研修はなかったな
と改めて思いました。
4月27日(水) 春季の遠足で、学年ごとに実施しました。天気が下り坂で心配しましたが無事の
解散連絡を受けてほっとしました。
4月28日(木) 創立記念日でしたが、クラブ活動、応援団の練習と元気いっぱいの学校でした。
5月12日(木) JICAとの交流で、エジプト、ラオス、ナイジェリア、パキスタン、スリランカ、東ティ
モール、ウガンダの方が来校されました。2年生の2クラスの授業に参加してい
ただきました。各グループにひとりずつ入って会話を楽しみました。そのあと学
校の施設・設備の見学をしていただきました。
同日、生徒会役員選挙の立会演説会もありました。それぞれが公約を述べ、応
援演説もありとても活気のある演説会でした。選ばれた生徒会役員の皆さんに
は生徒の立場から学校をリードしていってもらいたいと思います。残念ながら今
回役員になれなかった人も協力をお願いします。
2016年3月7日
February Review
皆様 こんにちは。
校長の松井です。何と、前回January Reviewをお書きしてから1ヶ月以上が経ってしまいました。校長ブログで皆様にお話しするのは楽しみの一つなのですが、忙しさに追われ、February Review が今日になってしまいました。申し訳ございません。2月は立春を過ぎてからも寒い日が続き、なかなか春の気配はありませんが、それでも三寒四温、徐々に春の訪れを感じる季節となるかと思います。春は卒業・入学と別れと出会いの季節です。2月を振り返ってみます。
2月5日は第2学年保護対象の進学説明会が行われました。進路選択は情報が重要なポイントです。旭高校では進路指導部中心に、生徒の皆さんにはもちろんのこと、保護者の皆様にもより多くの情報をお伝えしたく、進路説明会を実施しています。まだ高校生の生徒たちの希望の進路実現に向け、保護者の皆様と一緒に取り組むことができることは心強くもあります。高校生になると自分の意思もはっきりしてきますが、より多くの情報の中から選んでいくことが希望の進路実現の成功への鍵です。
2月15日より帰国生特別選抜の受付が始まり、22日に学力検査が行われました。選抜委員の先生方は21日の日曜日の問題手交日に出勤し、翌日の準備にあたりました。選抜試験は本当に緊張して準備します。試験教室の点検、受付書類の点検など万全を期して大勢の目で確認し、絶対にミスがないよう取り組みます。
そのようななか、卒業式の準備や予行練習を並行して行い、2月29日に無事第62回卒業証書授与式を終えることができました。卒業式にはご来賓の方々や多くの保護者の皆様がご臨席くださり、巣立ちゆく卒業生(普通科第62期274名、国際教養科第22期78名)の門出をお祝いくださいました。厳粛な卒業式だったと思います。卒業式が終わり、担任の先生が前に立つと生徒たちは起立して先生に「ありがとうございました~!」とか「お世話になりました~!」など一斉に感謝の言葉を発し、担任に率いられ退場していきます。私はその場面を見るたびに先生方の仕事の素晴らしさに感動します。ある生徒が担任の先生のことを「学校のおかんや」と言っていたと聞きましたが、本当に高校生という多感な時期に1日の大半を過ごす学校での担任の先生方の存在の大きさに改めて驚きます。これが先生方のエネルギーの源になっているのだと思います。3年生を送り出すと本当にさびしく、学校は閑散としています。
2016年1月27日
January Review
皆様 こんにちは。
校長の松井です。8日(金)の3学期始業式のあとは新年度の準備等で怒涛のような忙しさで、新年のご挨拶がすっかり遅れてしまいました。申し訳ございません。改めまして、本年もよろしくお願い申し上げます。21日は24節気の大寒で、文字通り大寒波が押し寄せ、雪で電車が止まったり、車のスリップ事故が起きたり、各地で大変な1週間となりました。本校でも一部の水道管が破裂し、業者の方に来ていただく騒ぎもありましたが、迅速に対応していただき、事なきを得ました。今日から少し寒さが和らぐとのことですが、引き続き、うがい、手洗いを励行し、風邪やインフルエンザにかからないよう気をつけましょう。1月を振り返ってみます。
14日(木)は国際教養科3年生の課題研究の授業で、カタリ場を実施しました。20名もの大学生の方々が学校に来てくれて、グループごとに輪になって生徒たちに自分の経験を語ったり、生徒たちの話を聞いたりアドバイスをくださいました。年が近い大学生の皆さんのお話は生徒たちにとってとても興味深く、特に高校生の頃の反省や後悔を交えたエピソードはとてもよいキャリア教育になったと思います。最後に生徒たちは自分の目標や心構えなどを書いた約束カードを大学生の先輩方と交わし、決意を新たにしていました。
16日(土)17日(日)は極寒の中、センター試験が行われました。本校からも多くの生徒が受験しています。先生方から対策や注意事項の指導を受け、万全を期して頑張ってくれたと思います。よい結果につながることを願っています。18日(月)は放課後にセンターリサーチも行われます。
22日(金)放課後、校内で英語検定試験が行われました。卒業までに準2級以上に合格してほしいと思い、昨年コール教室に英検対策のeラーニング教材を導入しました。英語科の先生方が交代でコール教室での学習に寄り添ってくれました。昨年は準2級以上に111名合格しましたが、今年はどうでしょうか。結果が楽しみです。
24日(日)は住吉高校にて国際関係学科のある高校10校で実施するインターナショナル フェスティバルが開催され、応援に行ってきました。旭高校から1年生レシテーションコンテストで優勝した正木さん、2年生のスピーチコンテストで優勝した高橋さんと第2外国語6言語(中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語)コンテストの優勝ペア、合計13名が参加しました。旭高校はスピーチ部門で高橋さんが3位に入賞しました!!出場した生徒は皆、クラスの代表だけあって本当に素晴らしかったです。英語の力を高める機会としてとてもためになる行事だと思います。頑張った生徒の皆さん、お疲れ様でした。ご指導くださった先生方、ありがとうございました。
27日(水)今日は、1年生2年生の教養講座があります。門真市民文化会館ルミエールホールにてローゼンビート音楽研究所によるオペレッタ「TAXI」を観劇します。生徒たちは午前中授業を受けて、昼食をとり、会場に向かいます。何と先生方の計らいで、私も舞台に上がることになりました!・・・といっても開演と同時に幕が開いたときに、喫茶店で寛いでいるオバサンの役です。(笑)何だかありえない経験で、ワクワクしています。
28日(木)は体育館で1年生のカルタ大会があります。百人一首の大会です。クラスごとグループに分かれ、競います。一昨年は体育館が寒いということで教室で行っていましたが、やはり体育館の方がよいということで、昨年から体育館で行っています。生徒たちの熱気で寒さも気になりません。今年も楽しみにしています。
29日(金)は14時30分から校長室で第3回学校協議会が開かれます。協議委員の皆様にご来校いただき、学校側から教育活動について報告します。そして忌憚のないご意見やアドバイス等をお聞きし、学校運営に反映していきます。また学校の教育活動について評価を賜ることにもなります。同日の18時15分からPTAの役員会と実行委員会があります。旭高校のPTAの皆様は本当に協力的で様々な場面で学校を支えてくださっています。文化祭でも2日間で200名以上の保護者の皆様がお手伝いくださったり、留学生が旭高校に来たときにはイングリッシュバスツアーや様々な行事に参加してくださいます。また旭新聞を年3回発行していますが、それもPTAの保護者の皆様が何度も学校に足を運び、取り組んでくださっています。旭高校のPTA活動は「楽しくなければ旭じゃない!」というタイトルで昨年研究発表会に出て大阪代表になり、近畿大会にも出場し、全国表彰を受けています。
30日(土)は1年生2年生対象に河合塾模試が校内で行われます。模擬試験を受けるということは、勉強においての自分の立ち位置を確認し、努力目標を見つけるのにもとても有効です。学校の目標である希望の進路実現に繫げれほしいと思います。
2015年12月23日
December Review
皆様 こんにちは。
校長の松井です。12月は師走といいますが、文字通り、本当に先生方は忙しく走り回っています。私もなかなかブログを書く時間を見つけることができず、今日になってしまいました。明日はクリスマスイブ、旭高校の2学期終業式です。22日の冬至を過ぎてから、寒さが一段と厳しくなってきました。空気が乾燥しているせいか喉を傷めている人も多いようで、うがい、手洗いが大切な季節ですね。明日、2学期の終業式を終えるとクリスマス、お正月と行事の多い冬休みになります。12月を振り返ってみます。
4日から11日まで期末考査でした。その間、7日には採点の合間に先生方の職員研修を行いました。ファシリテータの河北先生をお迎えし、ホワイトボードミーティングといって、実際にホワイトボードを使って自分の考えを語り合うもので、コミュニケーションを育みながら、協働の第一歩をつくるアクティブラーニングの基本になる研修でした。
期末考査の最終日である11日には、2年生対象に進学説明会を行いました。2年生に早く受験モードになってほしいと先生方は一生懸命です。年間行事にない進路行事でしたが、先生方の熱意で実施することができました。殆どの生徒が参加し、熱心に講師の話に聞き入っていました。
18日には看護ガイダンスが行われました。旭高校では看護系の大学や専門学校に進む生徒が比較的多くいます。看護の仕事についてやそのためにどのような勉強をしていかなくてはならないかを伝えました。
同じく18日には旭高校の同窓会である旭窓会の上坂会長が学校に来られ、生徒会役員の生徒たちに「クラブ」と「生徒会」の奨励金をご寄附くださいました。生徒たちは旭窓新聞をいただき、来年11月20日に行われる65周年記念行事について説明していただきました。学校としてもどのような形で協力させていただけるか来年度以降、検討していきたいと思っています。
19日は旭高校第3回オープンスクールでした。今回は模擬授業はなかったのですが、600名以上の中学生や保護者の皆様にご来校いただきました。吹奏楽部のウェルカムコンサートから始まり、体育館で学校説明、進路説明、国際教養科の生徒による第2外国語の挨拶などを行いました。今年度は3回のオープンスクールで合計1700名もの方々においでいただき、旭高校への関心の高さに皆様のご期待に沿えるような教育活動をしていかなくてはと身が引き締まる思いでした。
明日、24日は2学期の終業式です。行事が多く充実した2学期でした。文化祭、修学旅行、スピーチコンテスト等々、どの行事も生徒たちの成長に繋がる素晴らしい教育活動だったと感じています。終業式では「天知る、地知る、己知る」という諺を紹介し、人の心を察することと、自分の心を律することの大切さをお話ししようと思っています。終業式のあとには、2年生対象の0学期始業式が行われます。3年生の1学期から受験生としてのスタートを切っていたのでは遅いため、2年生の終業式から3学期にかけてを0学期とし、その始業式です。これも先生方のアイデアで実施することになりました。校長挨拶から始まる予定ですので、受験というカケッコはフライングあり!!と声を大にして伝えたいと思っています。行事の多い冬休みですが、1月8日に生徒の皆さんの元気な笑顔と共に始業式が迎えられることを願っています。
皆様もどうぞよいお年をお迎えください。
2015年11月19日
November Review
皆様 こんにちは。
校長の松井です。立冬を過ぎたら流石に寒くなってきました。11月も後半になり、年末年始の予定等も決め始めている時期でしょうか。11月に入ってからも学校では行事が多く、先生方はとても忙しそうです。13日にはパリ郊外で自爆テロが起き、大勢の死傷者が出ました。本当に痛ましい出来事です。国際線の客室乗務員をしていた頃、パリには何度も行き、美術館巡りやオペラや買い物を楽しみました。パリは芸術の都と言われるよう、美術・音楽・演劇などが盛んでマナーを守る人々が多い魅力的な都市です。多くの犠牲者が出たということで心を痛めています。11月を振り返ってみます。
7日は第2回オープンスクールがあり、383名の中学生と177名の保護者の皆様がご来校くださいました。吹奏楽部のウェルカムコンサートで始まり、体育館の大きなスクリーンを使って学校説明をしました。多くの在校生が手伝ってくれましたが、皆、中学生の子達が喜んでくれて嬉しかったと言っていました。12月19日に第3回のオープンスクールを行います。模擬授業はありませんが、多くの中学生や保護者の皆様のご来校を教職員、生徒一同、楽しみにしております。
10日~13日まで授業公開と保護者懇談がありました。担任の先生にとって保護者の皆様とお話しする機会はとても貴重です。保護者の皆様と手と手を携えて、大切なお子様の成長をサポートしたいと思っています。
11日には学校保健委員会があり、学校医の谷口先生がとても貴重なご講義をしてくださいました。今年は座談会形式で3年生の生徒も入り、意見交換をしました。谷口先生がおっしゃった『人が生まれてくる確率は1億円の宝くじに100万回連続で当たったくらいの奇跡だ』という言葉が印象的でした。「他人と過去は変えられないけど、自分と未来は変えられる」とも。自分の未来を切り開いていくための心構えも教えていただき、生徒たちだけでなく、私もとてもためになりました。
また、同じく11日に2年生の保護者対象の進学説明会が行われました。本校では進路指導部中心に非常に多くの進路行事が行われていますが、更に2学年の先生方で保護者に進路についてもっと知っていただきたいと計画しました。保護者の皆様のアンケートを拝見しましたが、分かりやすくためになったとのお言葉をいただきました。
12日は1年生の社会科講演会で旭区民センターに出かけていき、フリージャーナリスト西谷文和氏(2007年「平和・共同ジャーナリスト基金大賞」受賞。イラクの子どもを救う会代表)による「戦場の子どもたちは今」という講演会を参観しました。昨今起こる戦争や地域紛争の地で特に子どもや国民たちの現状を教えていただきました。
19日は国際教養科の3年生の課題研究の授業で大阪府知事選挙の立会演説会(生徒による)が行われました。3名の候補者から聞き取った内容で政策を説明し、質問に答えていました。明日、模擬投票を行います。多くのマスコミの方たちのカメラが回るなか、生徒たちは実に堂々と調べ学習の成果を発表していました。社会科佐藤功先生の授業で9月から連続的に行ってきましたが、18歳有権者となる自覚を芽生えさせるためになる授業で新聞にも何度か取り上げられてきました。若者の投票率の低さが問題になっていますが、この授業を受けた生徒は選挙権を与えられたらきっと投票に行くと思いました。
また、同じく19日に3年生の人権ホームルームで社会保険労務士の方8名にお越しいただき、保険制度や社会保障のしくみ、就職して働く上での法律や困ったときの対処法などを、具体例をあげながら、分かりやすく説明していただきました。生徒たちは、本当に熱心に授業を受けていました。社会人になる前に何をしておくことが必要なのかなどの心構えを学べたと思います。社会保険労務士の皆様、貴重なご講義を本当にありがとうございました。
26日には1年生の英語レシテーションコンテストが体育館で行われました。普通科の生徒はMartin Luther King,Jr.氏のI have a dream.を、国際教養科の生徒はAung San Sui Kyi氏のSpeech by Aung San Sui Kyiを暗誦し、舞台の上で発表しました。普通科クラス代表7名、国際教養科クラス代表2名 が、Finalistとして素晴らしいスピーチをしてくれてました。私は審査員をしていましたが、今年は例年以上にレベルが高く、1年生ということも含め、本当に感心しました。特に、普通科と国際教養科がいずれも高いレベルで拮抗していたのが印象的でした。優勝者は1月に行われるインターナショナルフェスティバルで発表することになっています。
翌27日には2年生の英語スピーチコンテストが行われました。前日の1年生のレシテーションコンテストとは異なり、自分で書いた様々な思いや夢を英語で発表するというもので、さすが2年生と思える素晴らしいスピーチが続きました。生徒たちの英語に対する熱意、先生方の指導力に脱帽です。
2015年10月21日
September &October Review
皆様 こんにちは。
校長の松井です。昨年HPを改編してから校長ブログを始めまして、はや1年になります。毎月、前月の行事の振り返りとしてコメントを書かせていただいてきましたが、これからは『校長のつぶやき』として学校全体を見て、ホットな感想をお伝えしていきたいと思います。 学校は本当に行事が多くて瞬く間に時間が過ぎ、今年もあと2ヶ月半かと思うと日々の時間の経つことの早さに驚いています。まさに、Time flies like an arrow. (光陰矢の如し)ですね!
9月のトピックスは旭高校の文化祭です。9月5日6日の2日間開催されましたが、今年も大成功!劇もダンスも映像も垂れ幕も合唱コンクールも全て素晴らしく、生徒たちの底力に感動しました。230名もの保護者の皆様にもお手伝いいただき、模擬店やバザーも大盛況でした。昨年の文化祭で来校者が501名増えたのですが、今年もまた305名増え、何と2年で806名も増えたことになります。合計3179名のお客様においでいただきました。大勢の地域の皆様や中学生の皆様に、旭高校の教育活動について関心を持っていただいていることに感謝すると同時に、身が引き締まる思いです。
10月に入るとすぐに4日から2年生が修学旅行に行きました。生徒の意向を尊重して行先は北海道になり、スケッチブックというクラスごとにアクティビティや宿泊先を決めるプランで2泊目は分宿となりました。自分たちで作り上げていく修学旅行で出発までは準備が大変だったと思いますが、とても満足度の高い修学旅行となったようです。10月7日に伊丹空港に出迎えに行きましたが、生徒たちは口々に本当にいろいろ経験できてとても楽しかったと喜んでいました。帰りたくなかったなんて声も聞こえてきました。ちょうど爆弾低気圧と台風を避けて4日間とも晴天でガイドさんも驚いていたそうです。旅行中の様子が連日HPにアップされ、リアルタイムで状況がわかったのも嬉しかったです。9日に登校してきたら早速学年集会が開かれ、修学旅行気分を切り替えて、翌週から始まる中間テストに全力で取り組むよう多くの先生が厳しく指導していました。
今日(10月21日)は朝3時半に目覚ましをかけ、5時に自宅を出て関空に向かいました。旭高校のタイの姉妹校サトリシスリヨタイ校の生徒10名と先生2名をお出迎えするためです。到着予定は6時35分だったのですが、若干飛行機が遅れたのと、入国検査に1時間半以上かかり、到着ロビーに出てきたのが8時35分でした。守口市までのリムジンバスが丁度行ってしまったばかりで、9時45分まで関空で待つことになりました。京阪守口に着いたのは11時で、待機していてくれた鳥山先生の車に12人分のbaggage(luggageとも言います)を乗せ、学校に戻ったら11時半を過ぎていました。タイの姉妹校の生徒たちは皆夜間フライトの疲れも見せず、元気に市内観光へ出かけていきました。午後4時半に学校に戻ってきてホストファミリーを引き受けてくれた生徒たちとの対面式が行われました。初対面で恥ずかしそうにしている生徒もいましたが、旭高校の生徒もサトリシスリヨタイスクールの生徒も皆これからの10日間に期待して嬉しそうに対面していました。午後5時過ぎ、タイからの生徒の荷物を一緒に持ってあげながら揃って帰宅していきました。明日登校したら学校で歓迎会が行われます。午後の職員会議でもご紹介する予定です。旭高校の国際交流、賑やかな10日間を私も楽しみにしています。
10月24日(土)はオープンスクールでした。合計655名もの中学生と保護者の皆様がご来校くださいました。吹奏楽部のオープニングコンサートから始まり、体育館での学校説明では首席の村松先生が全体説明を行い、その後、進路指導部長の奥先生が進路に関するデータを用いて説明をしました。国際教養科の生徒たちが6言語で挨拶をし、留学生のピアさんとカイラさんも日本語でスピーチをしてくれました。その後、体育館を後にして各自、体験授業やクラブ見学などを楽しんでいただきました。並行して会議室にて校長からの学校説明を行いました。中学生の皆さんも保護者の皆様も、国際交流が盛んで活気あふれる旭高校の雰囲気を掴んでいただけたのではないかと思っています。
10月25日(日)はイングリッシュ・バスツアーで生徒・教員とタイ姉妹校の留学生の皆さんと一緒に京都にバスツアーに行きました。自己紹介や他己紹介をしたり、楽しく交流することができたようです。今朝も(10月28日)タイの生徒たちはバディ(ホームステイを受け入れている生徒)と一緒に楽しそうに学校に通ってきました。朝、校門のところに立って挨拶をしている私もタイの生徒が登校した時は『サワディーカー』と両手を合わせてお辞儀をします。30日にはフェアウエルで31日にタイに帰国してしまいます。