皆様 こんにちは。
校長の松井です。何と、前回January Reviewをお書きしてから1ヶ月以上が経ってしまいました。校長ブログで皆様にお話しするのは楽しみの一つなのですが、忙しさに追われ、February Review が今日になってしまいました。申し訳ございません。2月は立春を過ぎてからも寒い日が続き、なかなか春の気配はありませんが、それでも三寒四温、徐々に春の訪れを感じる季節となるかと思います。春は卒業・入学と別れと出会いの季節です。2月を振り返ってみます。
2月5日は第2学年保護対象の進学説明会が行われました。進路選択は情報が重要なポイントです。旭高校では進路指導部中心に、生徒の皆さんにはもちろんのこと、保護者の皆様にもより多くの情報をお伝えしたく、進路説明会を実施しています。まだ高校生の生徒たちの希望の進路実現に向け、保護者の皆様と一緒に取り組むことができることは心強くもあります。高校生になると自分の意思もはっきりしてきますが、より多くの情報の中から選んでいくことが希望の進路実現の成功への鍵です。
2月15日より帰国生特別選抜の受付が始まり、22日に学力検査が行われました。選抜委員の先生方は21日の日曜日の問題手交日に出勤し、翌日の準備にあたりました。選抜試験は本当に緊張して準備します。試験教室の点検、受付書類の点検など万全を期して大勢の目で確認し、絶対にミスがないよう取り組みます。
そのようななか、卒業式の準備や予行練習を並行して行い、2月29日に無事第62回卒業証書授与式を終えることができました。卒業式にはご来賓の方々や多くの保護者の皆様がご臨席くださり、巣立ちゆく卒業生(普通科第62期274名、国際教養科第22期78名)の門出をお祝いくださいました。厳粛な卒業式だったと思います。卒業式が終わり、担任の先生が前に立つと生徒たちは起立して先生に「ありがとうございました~!」とか「お世話になりました~!」など一斉に感謝の言葉を発し、担任に率いられ退場していきます。私はその場面を見るたびに先生方の仕事の素晴らしさに感動します。ある生徒が担任の先生のことを「学校のおかんや」と言っていたと聞きましたが、本当に高校生という多感な時期に1日の大半を過ごす学校での担任の先生方の存在の大きさに改めて驚きます。これが先生方のエネルギーの源になっているのだと思います。3年生を送り出すと本当にさびしく、学校は閑散としています。