12月19日(水)に国際教養科の2年生の国際理解の授業でインドネシア文化紹介公演会を実施しました。今年は日本とインドネシア共和国の国交樹立60周年にあたり、記念行事として本校にきていただきました。
当日は公務でお忙しい中、在大阪インドネシア共和国総領事館から総領事、社会文化教育担当領事・参事官、社会文化・マスメディア部員の皆さまもご出席いただきました。
いよいよ公演が始まります。今回はインドネシア伝統芸能団ハナ★ジョスのRofit様と佐々木様におこしいただきました。
まずはじめはガムランと影絵芝居(ワヤン)の紹介からです
ワヤン人形劇(影絵)は2003年にユネスコ世界遺産に登録(無形文化遺産)されました。
水牛の皮で作られた極彩色の人形と、光と影で表現される「ワヤン」。白いスクリーンの表と裏は別世界です、演目は、「人食い鬼を退治する勇者ビモの活躍のお話」です。
本場と同じように芝居の途中で休憩が入ります。と言っても、お二人が楽しいお話をしてくださいます。残念ながらインドネシア語はわからないので、お二人が日本語で、それも大阪弁でお話しされ、会場は笑いに包まれ楽しさが倍増しました。
少しの休憩後に、アンクルンの紹介と演奏になります。休憩中に生徒一人に1台アンクルンが配られ、実際に手にすることができました。
神戸インドネシア友の会(KIS)の森井様にご指導いただきます。最初は、手にしたアンクルンをちょっと横において、インドネシアの基礎情報、文化等、そして簡単なインドネシア語講座がありました。基礎知識を持ったところでいよいよアンクルンの演奏です。アンクルン(竹製楽器)は2010年にユネスコ世界遺産に登録(無形文化遺産)されました。竹の中をえぐってオクターブに調律した2本の長短の竹筒を振って音を出し、ハンドベルのようにひとつひとつが一音を出し、何人かで分担して音階を作ります。
総領事のMirza様は公務で先に退席されましたが、他の方は皆さんお残りいただき生徒の謝辞を受けていただきました。
最後に全員で写真を撮りました。皆さま、ありがとうございました。