お天気にも恵まれ、生徒達は北海道の大自然を満喫していました。心配した体調不良者もほとんど出ず、皆しっかりと教員の指示を守り、元気に予定通り19日に帰阪しました。修学旅行の様子はすでにホームページで紹介されていますが、ここでは北海道での素敵な出会いについてお話しします。 二日目のラフティング体験の場で、インストラクターの一人が「ぼくは旭高校の50期生、卒業生です」と声をかけてくださいました。(ご本人の承諾を得て写真を掲載しています)須藤さんは2年生の時、バリ島爆弾テロ事件のために急遽修学旅行が中止となりました。その時返金された旅行代金で北海道を旅し、スノーボードをしていたこともあり、大自然に魅了され、以来北海道で暮らしているとのことでした。「3年生の時の担任の先生には本当にお世話になりました。先生のおかげで卒業できました」と何度もおっしゃっていました。当時の担任の先生は私も良く知っている方ですので、必ず伝えます。教師冥利に尽きますね。 そんな素敵な出会いもあり、生徒達も本当に良い表情で素晴らしい修学旅行でした。
2020年10月24日
2020年10月14日
10月14日
本校の渡り廊下には常に芸術科の生徒の作品や書道部、美術部の作品、またその他の教科の取組みや提出物等が展示されています。見ていて楽しく、老朽化した校舎ではありますが、広々とした渡り廊下とそこにある作品は本校の魅力の一つだと考えています。今日は書道部の作品を紹介します。生徒達の力強い筆運びとメッセージは元気を与えてくれます。
2020年10月9日
2020年10月7日
本年度の行事②-1
9月19日(土)3年生の「歌コン・ダンス甲子園」、9月25日(金)全学年「遠足」に続き、10月6日(火)午後に3年生「ミニ体育祭」が晴天の下開催されました。遠足に加え、生徒達がクラス対抗の「ミニ体育祭」を企画し、運営しました。クラス毎にTシャツやうちわも作り、成績発表の後には皆でジェンカを踊り、テーマソングを歌って大盛り上がりでした。改めて学校生活での行事の大切さを痛感しました。
2020年10月2日
10月2日
9月23日と29日に、3年生国際教養科の選択科目「英語総合演習」で即興型英語ディベートの体験授業がありました。本校では、3年前から一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)から講師を派遣していただいているのですが、今年度はウエブでの実施となりました。 事前学習として、担当教員がディベートとはどんなものかを動画で紹介したり、表現の練習をしたりしたそうですが、実際に経験するのは当日のみです。私もPDAのディベートを経験したことがありますが、思ったように英語が出てこず、しどろもどろになったことがあります。生徒達の様子がどんな風か、とても興味がありました。
即興型英語ディベートでは、その場で与えられた論題に対して、肯定側チームと否定側チームに分かれて各々のチームが第三者を説得させるスピーチを行い、勝敗を競います。3人が1チームとなり、決められた時間の中でそれぞれが役割を担ってスピーチや質問を行い、より説得力のあるスピーチをしたチームが勝ちとなります。生徒達は肯定側か否定側かは選ぶことはできません。その場で論題が発表され、15分の準備の後にすぐに開始となりました。
今回のお題は Students should have the right to choose their teachers. でした。2時間連続の授業で、まず5時間目の冒頭で講師の先生からWebで簡単にレクチャーを受け、準備に入ります。ディベートの説明や、ルールや、議題で使いそうな単語集はプリントで準備されてはいますが、準備の後、すぐにスタートです。生徒達は戸惑いながらも準備を進めて、ディベートが始まりました。協力しながら英語のスピーチを作り、相手のスピーチに対抗します。ルールを理解するだけでも大変だと思うのですが、みんな懸命にスピーチをしていました。6時間目は、講師の先生方がWebを通じてとても丁寧に説明や解説やコメントをしてくださり、最後にベストスピーカや勝敗の発表がありました。生徒向けのアンケートも「とても楽しかった」「楽しかった」「授業でも行いたい」という意見が多く、続けていきたいと思います。
本年度の行事①
本年度はあらゆる行事が年度当初から変更を余儀なくされてきました。4月着任以来、何人もの先生から、生徒たちの行事に対する熱い思いや頑張りを聞いていましたので、今年度の行事をどうすべきかと悩みましたが、例年通りの行事を行うことはできないと判断し、9月25日(金)を「行事日」と定め、「文化祭のような行事」をするのか、「体育祭のような行事」をするのか、あるいは、まだ実施できていない「遠足」をするのかを、生徒たちに各クラスで考えてもらうことにしました。様々な制限のある中で多くのクラスが、「遠足」を選択し、9月25日(金)、あいにくお天気は雨模様でしたが、遠足を実施することができました。各クラス雨バージョンも考えていましたので、担任の先生から聞いた話によると、みなそれぞれに楽しんでいたようです。 とは言え、特に3年生にとっては、最終学年の気合をいれて頑張ろうと思っていた行事が大きく変わり、「遠足」の行事だけでは、満足できるはずもありません。そこで生徒会が中心となり、例年は文化祭で開催される「歌コン・ダンス甲子園」を土曜授業日の午後に企画し、開催されることになりました。
9月19日(土)の午後約1時間、部活動にも協力をしてもらい、体育館で実施されました。密を避けるということから観客も3年生のみの参加となりました。エントリーから本番まで2週間程度しかありませんでしたが、本番ではみんな素晴らしいパフォーマンスでしたし、何より、体育館に集まった観客の3年生たちがきちんとわきまえて楽しんでいたのが印象的でした。出場した生徒の一人が、企画してくれた生徒会や、サポートしてくださった先生方へお礼を伝えていたのも嬉しく思いました。