8月5日(金)、とても暑い日でしたが、本校生徒有志と生徒会が中心となって熊本地震被災地応援活動が実施されました。
私が見て、体験した部分を協力者としてご紹介します。
千林商店街様にご協力いただきました「物産展&募金」です。私はお昼頃に伺いました。何人かの方が千林ふれあい館に入って熊本県菊池の名産品を見ていました。生徒やボランティアの方が忙しそうでしたので、一声だけかけて私も品々を見ました。
これから、セミナーに参加するため、お酒類は遠慮してお菓子やシャーベットを購入しました。
セミナーが終わり、旭区民センターに向かう途中でもう一度、千林ふれあい館の前を通りました。皆さんが片づけをしていたので、様子だけ見て通り過ぎようとしたときに、商店街にきていた方が「ほんまもんのくまモンが来てたよ」と会話されているのを聞きました。なんとなくうれしく感じました。
もっと詳しい様子は、熊本県立菊池高校のホームページに掲載されています。
このあと、旭区民センターまで歩いて大ホールに着くと、旭高校生と菊池高校生のトークショーの途中でした。少しぎこちなさはあるものの、熊本の状況を話されお互いに意見交換ができるのはすばらしいことでした。もう少し突っ込んで話してもいいのにと大人の考えを持ちつつもトークショウは終了し、次は旭区役所の方が実際に熊本の被災地に支援に行かれたときのことを写真を交えて報告されました。あらためて支援の必要性とともに難しさも感じました。
次はいよいよ熊本からのスペシャルゲストの登場でした。ひときわ大きな歓声とともに黒い物体が現れ、ライトアップされてくまモンの登場でした。
お姉さんといっしょにふたりでパフォーマンスを繰り広げられました。
高校生をステージに招き、いっしょにくまモン体操を。練習では高校生の声が出ていなくて、こけてしまったくまモンでしたが、高校生も大きな声を出し、みんなで元気に体操しました。
菊池高校の生徒さんがしっかりとした口調で、メッセージを伝えました。
このコーナーの最後は裏方も含めて高校生スタッフ全員と記念撮影でした。
ここで次の映画上映まで一旦休憩になりました。
バックステージでくまモンと熊本県大阪事務所の方にご挨拶をさせていただきました。名刺をお渡ししたところ、お二人からも名刺をいただきました。くまモンには熊本県営業部長の肩書があり、おふたりの名刺の裏はしっかりと熊本県の観光名所が載っていて、「くまもとで、まってる。」が目をひきます。一日も早く復興されることを祈っています。
いまさらですが、くまモンのパフォーマンス力の高さには驚かされました。一つひとつの動きにいろいろな表情があり、細やかな心遣いが感じられました。どこに行っても人気者である理由がよくわかりました。千林商店街と旭区民センターの2か所にも来ていただいてありがとうございました。
さあ、最後は映画「うつくしいひと」です。震災前の熊本の美しい風景をふんだんにちりばめ、美しい映像とともに過去と現在の対比、それぞれの思いが詰まった映画でした。高校生には難しかったのではないでしょうか。20~30年後にわかるかもしれません。その頃、もう一度見てください。
とても盛り沢山な一日でした。皆さんの思いが一過性のものではなく、引き続き熊本を応援し、お互いに協力しあえたらいいと思います。
今回の取り組みには多くの方のご協力とご支援がありました。生徒たちもそのことを感じているでしょう。本当にありがとうございました。