旭高校 校長便り

2020年12月1日

12月1日

Filed under: 未分類 — admin @ 4:43 PM

  去る11月10日、本校体育館で2年生の人権行事「車いすダンス講演会」がありました。ダンスと講演のみならず、活動の紹介や生徒達の体験もあり、様々に工夫を凝らした素晴らしい講演会でした。ジェネシスオブエンターテイメントの皆様には心よりお礼申し上げます。

今回は生徒達の感想を紹介します。

①障がいのある人とない人がお互いに支えあって一つの作品を完成させているのが凄いステキだなと思いました。また、車いすを最大限に活かしている迫力のあるダンスでした。 友達とのエピソードの中で「友達が傍にいるだけでいじめがなくなった。」「友達から支援学校の先生になると報告があった」などの言葉が心に残っています。誰か一人が傍にいたり話を聴いてあげたりすることで心が楽になったり、支えてあげられたりすることを改めて知りました。

②車いすダンスを見て、車いすなのにではなく、車いすだからできるダンスだと思いました。車いすでしかできないスピンや流動感がとてもすごく、見ていてわくわくしました。僕は体験コーナーで実際にダンスを踊ってみましたが、初めてなのでとても難しく感じました。

③たぶん私たちには計り知れないくらい辛い日々が続いていただろうに、それでもちゃんと学校に通い続けたのがすごいと思いました。自分が同じ状況にあったら甘えてしまうかもしれません。一緒にいてくれるようになった友達が支援学校の先生になったのが素敵だなと思いました。障がいのある人が一方的に与えられるのではなくお互いに与え合っていることが素敵だと思いました。

④車いすに乗っている人と乗っていない人で息がぴったり合っていて、動きが大きくてとても迫力があった。車いすダンスは障害を持っている人と持っていない人が一緒にできる数少ないスポーツで、見る人を惹きつけて魅了していてとても素晴らしいと思った。

車いすダンスの体験

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