7月18日(木)、2年生の国際理解の授業で英語落語に取組みました。実は私はこのとき別件の対応をしておりましたので、今回は担当のT先生から写真や当日の様子を聞いて記載します。
今回も講師は小夜姫さんです。小夜姫さんは、故 桂 枝雀氏が1983年に英語落語を始められた、「HOEインターナショナル英語スクール」で、故 山本正昭プロデューサーと2002年に出会われ、以来、国内外で英語落語を披露されています。 2008年のフリー転向後は、学校等に訪問されるなど、もっと身近に、コンパクトに、誰よりも「おもろい」英語落語をと、活動場所を広げておられます。本校では、2015年からお越しいただき、今年で5回目になります。始めから生徒は大盛り上がりです。
まず、落語の歴史や落語の「間」や「笑い」についてパワーポイントを使っての解説でした。扇子や手ぬぐいを使っての落語の所作の実演解説もあり、さらに高座に座ったまま、「歩く」「走る」「座る」「立ち上がる」といった落語のさまざまな動きにも解説をつけていただき、普段なにげなく見ていたことがこんなに細かく表現されているととても感心しました。
そして、本日の演目は『犬の目 (Eye Doctor)』。目医者で犬の目を付けられた奇想天外なお話に一同大笑いでした。その後、あなたも「英語落語に挑戦」というワークショップが始まりました。大きな声を出す練習をしたあと、『トイレの神様』『きれいな台所』という英語落語の小咄二つをペアで練習し、代表して、3名の生徒が実際に高座にあがって熱演しました。
「落語は想像力が必要」「日本文化を英語で表現する大切さ」「リアクションと感情を込めること」「プレゼンテーションするときの心得」など、たくさんのことを生徒に語りかけてくださり、まさに国際理解に通じる「英語落語」講演会でした。