今年は姉妹校のオーストラリア・アデレード高校から生徒と先生がお越しになる年でした(アデレード高校と本校は隔年で行き来しています)。関西国際空港が台風21号の被害を受け、空港機能がなかなか回復しなくて、9月12日(水)までは中部国際空港セントレアに着くのではないか、その後どのようにして大阪に移動しようかと心配していました。ところが13日になって、14日の便は関西国際空港に向かい、それも定刻に着くとの情報が入ってきました。また、この日から空港リムジンバスも運行されるとのことで、まだ予定とは言えこんな奇跡的な事があるのかと喜びました。
実際、14日には定刻に関西国際空港に到着し、バスの渋滞もなくとてもスムーズに学校に到着してホストファミリーと会うことができました。
15日(土)はホストファミリーとゆっくり過ごし、16日(日)はPTA国際交流委員会の方が企画立案そして運営までしていただいたイングリッシュバスツアーが実施されました。今年は奈良方面でとても楽しかったと聞いています。詳しい内容は別に譲ります。
18日は初めてクラスに入りました。そして7限目にアデレード高校の歓迎式を行いました。まだ、暑さの残る体育館に全学年の生徒が集まり、中央部分を花道にアデレード高校の先生と生徒が入場しました。
そのままステージに上がり、一列に並びました。
司会のH先生がアデレード高校の先生(両端)と生徒、そして所属するクラスを紹介しました。
次に私が、歓迎のあいさつをしました。
Welcome to our school, Adelaide High School teachers and students.
I am Yokoyama, the principal of Asahi High School.
Thank you for coming all the way from your country.
We have been expecting your visit.
Everyone here is your friends.
And please spend a fulfilling school life at Asahi High School.
Thank you.
続いて、アデレード高校のH先生にご挨拶をいただき、学校間の贈り物の交換をしました。
また、それぞれには旭高校のクリアファイルと附箋をプレゼントしました。この後、生徒会長による歓迎のスピーチ(私より上手で聞きやすかったです)。昨年、アデレード高校で学んだ二人のスピーチの後に、アデレード高校の生徒を代表して、とても上手な日本語で挨拶をしてくれました。
一昨年は、来校したのが女子の生徒だけでしたが今年は男子も来てくれて、そして制服の半ズボンが印象的でした。
たった10日間ですが、この出会いとそして予定通りに大阪にこれた幸運に感謝しています。本校の生徒の皆さんにはこの出会いを大切にして、恥ずかしがらずに自分から話しかけてください。皆にとって素晴らしい10日間になりますように。
歓迎式が終わってから、二人の先生が校長室を訪れてくださいました。お二人とも日本語がお上手で、緊張せずにお話しすることができました。
歓迎式の中でいただいた贈り物を開封してみると、なかからHarry Potter and the Philosopher’s Stone(日本題 ハリー・ポッターと賢者の石)の洋書が出てきました。なかのイラストが美しくて魅了されました。一部を紹介します。この本は図書館に置きたいと思います。
そしてアデレード高校の校章の入ったステッカーです。そこには、
Not only for school but for life
と書かれています。
最後に、校舎の入り口にこのようなパネルを設置しました。