旭高校 校長便り

2015年3月9日

February Review

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皆様 こんにちは。校長の松井です。
 3月3日はひな祭りでした。桃の節句、雛の節句とも言われますね。桃は邪気を払う力があると考えられていたそうで、女の子の成長と幸せを祝う行事です。ちらし寿司やハマグリのうしお汁を召し上がった方も多いのでは? 3月の声を聞くと、時々春らしい日が巡ってきますね。三寒四温、これから20日の春分の日に向かって徐々に暖かくなっていきます。2月27日には本校の卒業式があり、3年生の生徒たちと別れを惜しみました。厳粛な卒業式でしたが、涙を流さずにはいられない感動的な場面もあり、思い出に残る卒業式となりました。また、ちょうど桜の花がほころび始めるころ、新1年生を迎えることになります。2月は前期選抜試験もあり、卒業式もあり、大変忙しい1ヶ月でした。2月を振り返ってみます。

◆府立高校PTA協議会研究集会(2月6日) 生徒の学校行事ではないのですが、旭高校は生徒だけでなく、PTA保護者の皆様も頑張ってくれているということをお伝えしたくて書きました。実は、研究発表で旭高校PTAは最優秀校に選ばれ、大阪府代表として、6月20日に和歌山県で行われる近畿大会に出場します。大阪大会ではPTAの岡村会長がプロジェクタの画像を使用しながら説明され、私も補足説明として短いスピーチをしましたが、近畿大会では校長の出番はないそうで、がっかりしています。もう一度、PTA役員の皆様と一緒に、読み原稿、プロジェクタのスクリーン原稿などを見直し、本番を見据えた練習に励みます。PTA会長はじめ役員の皆様にはご尽力いただくことになりますが、私も楽しみにしています。

◆高校生による消費社教育「高校生が教えるLINE・SNS講座」(2月13日)高校生に必須アプリであるLINEを介して事件や不適切な使用も問題になっているため、 グループ単位で調査し、クラスメート達にわかるように授業で発表しました。旭区役所市民共同課とご一緒に企画し、3月25日(水)14:00から旭区民センターでも、LINEを知らない大人たちも交えた市民講座の場でも発表を行うことになっています。多くの方にLINEやSNSについて認識を深めていただけると思います。今回の授業は私は見学することができませんでしたが、3月25日の市民講座の方には参加させていただきたいと思っています。

◆前期学力検査・採点(2月23日)旭高校への入学をめざして、多くの中学生が受験してくれました。旭高校は前期入試では、国際教養科80名の募集ですが、215名受験し、2.69倍という高倍率でした。受験生が帰った後、先生方は教科ごとに、採点作業に入ります。採点基準の打ち合わせの後、採点後は何度も何度も繰り返し確認、点検し、合格者を決定していきます。3月には普通科の後期入学者選抜もあります。

◆卒業式(2月27日)第61回卒業証書授与式を取り行いました。先生方は、前期入試と卒業式が同じ週にあったので、準備等も大変そうでしたが、厳粛な中にも感動的な場面もあり、とてもよい卒業式を挙行することが出来ました。卒業生を送り出すことは、学校としても、担任の先生方もこの上ない喜びなのですが、反面、学校で当たり前に会っていた生徒達が巣立っていくと思うと、寂しい気持ちも大きいです。式が終わって、退場のときに担任の先生が前に立つと、各クラス毎に「先生、ありがとうございました!先生大好き!」などと大きな声で生徒達が溢れる想いを伝えているのを見て、教員も保護者も(私も)涙です。私は前職の客室乗務員のとき、お客様と会うのは数時間で、飛行機を降りたらお客様との接点はなくなってしまっていたので、1年間~3年間、生徒の成長に関わり、生徒達にとって一生記憶に残る先生の仕事の奥深さを改めて実感しました。生徒が家庭で担任の先生のことを、『学校でのオカンや。』と言っていたと保護者の方からお聞きしました。嬉しい言葉だと思います。生徒達には旭高校で学んだこと、身につけたことを生かして、次のステージで活躍してほしいと切に願っています。

 

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