旭高校 校長便り

2020年1月31日

1月23日 インドネシア文化公演

Filed under: 未分類 — admin @ 11:57 AM

 1月23日(木)に国際教養科の2年生の国際理解の授業でインドネシア文化紹介公演会を実施しました。

 当日は公務でお忙しい中、在大阪インドネシア共和国総領事館から副領事をはじめ、たくさんの方におこしいただきました。

 また、前日にパダン芸術大学の方が領事館を表敬訪問され、急遽、旭高校におこしいただくことになりました。

 いよいよ公演が始まります。昨年に続いてインドネシア伝統芸能団ハナ★ジョスのRofit様と佐々木様におこしいただきました。

 まずはじめはガムランと影絵芝居(ワヤン)の紹介からです

 ワヤン人形劇(影絵)は2003年にユネスコ世界遺産に登録(無形文化遺産)されました。

 水牛の皮で作られた極彩色の人形と、光と影で表現される「ワヤン」。白いスクリーンの表と裏は別世界です。

 今回は、Rofit様が操る姿を見る側から観劇しました。一人で両手両足を使い、たくさんの人形を操って、またセリフも担当し物語がすすみました。その間、佐々木様がガムランの演奏、すてきな歌声をきかせていただきました。

 続いて、当日の朝に決まった、パダン芸術大学の学生の方々によるダンスでした。とても素敵な衣装としなやかさと激しさをおりまぜたダンスに生徒は魅了されました。

 次に、アンクルンの紹介と演奏になります。生徒一人に1台アンクルンが配られ、実際に手にすることができました。パダンの大学生の皆さんにも参加してもらいました。

 昨年同様に神戸インドネシア友の会(KIS)の森井様にご指導いただきます。最初は、手にしたアンクルンをちょっと横において、インドネシアの基礎情報、文化等、そして簡単なインドネシア語講座がありました。基礎知識を持ったところでいよいよアンクルンの演奏です。アンクルン(竹製楽器)は2010年にユネスコ世界遺産に登録(無形文化遺産)されました。竹の中をえぐってオクターブに調律した2本の長短の竹筒を振って音を出し、ハンドベルのようにひとつひとつが一音を出し、何人かで分担して音階を作ります。昨年より、音の多い演奏曲が増えましたが生徒は呑み込みが早くて、どの曲もすてきな音色で演奏できました。

公演が終わって、生徒の謝辞を受けていただきました。

 最後に全員で写真を撮りました。当日は天候が今一つでしたので、室内での撮影になりました。

 皆さま、ありがとうございました。来年度も是非、おこしください。

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