旭高校 校長便り

2019年11月8日

10月27日~11月4日 タイ:サトリ・シ・スリヨタイスクール(Satri Si Suriyothai School)来校

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 10月27日(日)にタイの姉妹校から生徒10人と先生2人をお迎えしました。 タイからは2年ごとに来校してもらっています。

 この日は早朝に関西国際空港に到着し、梅田でホストファミリーと合流し、各家庭で過ごしてもらいました。

 28日(月)はさわやかに晴れた秋の一日、PTA国際交流委員会の方々に企画していただいたイングリッシュ・バスツアーを実施しました。海外の方には話題のスポット、伏見稲荷に参拝し、朱色の鳥居が並ぶ回廊、長く続く階段を体感してもらいました。その後、移動して自分で「おたべ」をつくる体験もしてもらいました。もちろん、作ったおたべは自分で食べます。秋の京都を満喫して夕方に学校に戻りました。

伏見稲荷
千本鳥居と狛狐
お昼ご飯を食べてから「おたべ」作りへ
つくっているときは真剣な表情です。
できたときのうれしそうな顔は世界共通です。
おいしかったですか。

 29日(火)初めて授業に参加しました。そのまま、普段の授業に参加したり、日本語の授業、そして避難訓練の予定でしたが、生憎の雨で日本の避難訓練は体験できませんでした。各クラスで災害に対するホームルームに参加しました。

 30日(水)は芸術や第二外国語の授業に参加しました。午後は大阪市立の今昔館に行き、日本の暮らしの歴史を見てもらいました。最近では海外から訪れる方が増えて、着物体験などには時間がかかってしまいます。

大阪くらしの今昔館

 放課後に、タイの生徒の皆さんが民族衣装に着替えてタイの民族舞踊を披露してくれました。色鮮やかな民族衣装を身にまとい、しなやかな手の動き、扇などを使った優雅な舞に見ている私たちは魅了されました。

初めの二人は挨拶と説明をして、その後、踊り手が二人から四人、六人、八人と増えていきます。
動画でお見せしたいくらいでした。

 31日(木)、この日はほとんど、クラスの授業に参加しました。ホームルームの時間には昔からの日本の遊びなどをいっしょに楽しみました。放課後にタイの先生方と本校の教職員とで歓迎セレモニーをして友好を深めました。タイの先生から本校に記念品をいただきました。

タイでは像が王室の守護神であり、人々にとって聖なる生き物そして労働力でもあります。ガネーシャという像の神様は日本の小説「夢をかなえるゾウ」にも登場しました。

 11月1日(金)、学校で過ごす最終日です。家庭科の選択者といっしょに調理実習をしました。メニューは豚じゃが、すまし汁、ご飯、わらび餅でした。放課後は茶道部といっしょにお茶会でした。

フードデザインの授業に参加
言葉の壁などなんのその、いっしょに楽しくつくりました。
おいしくいただきました。

 2日(土)はホストファミリーと過ごし、3日(日)は天下茶屋に集合して、ホストファミリーとのお別れでした。短い日数でしたが、家族同様に過ごして別れがつらそうでした。その後、関空近くに一泊して4日(月)に帰国の途につかれました。

 旭高校での滞在、活動はいかがだったでしょうか。2年後の来校をお待ちしております。

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