修学旅行最終日は九份に行く団と故宮博物院に行く団とに分かれて出発しました。前日までの３日間は晴天でしたが、最終日は雨天でした。
その後最後の昼食に飲茶を食べに行きました。
全ての行程が終了し、桃園国際空港でお世話になったガイドさん達にお別れの挨拶をして台湾を出国しました。
今回の修学旅行のテーマは「Challenge!!人生最後の修学旅行」でした。交流を中心に、一人一人にとって新たなチャレンジをできる場がたくさんあったことと確信しております。ただ楽しい旅行だったでは終わらせず、自分がどれだけ成長できたかもう一度見つめ直してもらいたいと思います。
次の金曜日からは中間考査が始まるので、２年生はいつまでも修学旅行気分ではいられません。また、体育祭・文化祭・修学旅行という２年生の大きな行事はこれで終わり、いよいよ将来の進路について真剣に考えていかなければなりません。次に向けてしっかりと気持ちを切り替え、今やるべきことに全力投球できるようこれからも指導して参ります。
修学旅行３日目はB&S(Brothers & Sisters)を行いました。B&Sでは生徒５人程度の班に１人現地大学生が付き、現地大学生と一緒に台北市内を散策します。行き先は各班によって異なります。各班の生徒たちは事前にB&Sの行き先について計画を立てており、それを現地大学生に伝えてサポートをしてもらいながら散策します。自分たちだけではわからない台湾の文化のことや面白いスポットなどを大学生のお兄さんお姉さん達との交流を通して深く学ぶことができました。
B&Sの後は一部のクラスが忠烈祠で衛兵交代を見学し、その後全クラスで広東料理を食べに行きました。
夕食会場では修学旅行委員の生徒たちが企画した全体レクリエーションを行いました。この全体レクリエーションのためにBGM担当、クイズ担当、映像担当の生徒たちが日本出発の直前まで企画を練りに練って準備に取り組んでいました。
誰もが知っている人気曲をBGMに、修学旅行委員長の挨拶で会場が一気に大盛り上がり。
そして旭高校に関する超難問!?クイズにチーム戦で挑む生徒たち。まさかという解答に、会場内に驚きの声が湧き上がります。
クイズの結果を集計している間、64期24期の思い出を凝縮したムービーを鑑賞して会場のテンションは最高潮に。
思い出ムービーの余韻に浸りながらクイズの結果発表。上位３チームには景品が贈られました。
最後に修学旅行委員全員が集まって終了の挨拶をし、会場の興奮が冷めやらぬ中、修学旅行最後の大イベントである全体レクリエーションの幕を閉じました。事前準備から当日の運営まで、仲間と協力し合いながら自分たちでやり遂げられる旭高校の生徒の底力を見ることができました。
修学旅行２日目は新北市立林口高級中学校で学校交流を行いました(「高級中学校」は日本の高等学校に相当)。学校に到着すると林口の生徒と先生達に熱烈な歓迎で出迎えられて大変圧倒されました。
到着後、グラウンドで集合写真を撮り、そのまま講堂へ案内されて歓迎式が始まりました。
歓迎式は両校の校長挨拶から始まり、続いて林口高級中学校の代表生徒から中国語と日本語の挨拶があり、有志生徒による映像作品とダンスパフォーマンスで迎えられました。映像作品はプロが作成したものだと勘違いしてしまうほどの素敵な作品で、ダンスパフォーマンスも講堂全体が大いに盛り上がりました。
旭高校からも代表生徒による日本語・英語・中国語の挨拶を行い、有志生徒による応援団のダンスパフォーマンスを披露しました。事前に有志生徒たちが団の垣根を越えて協力しあって出発直前まで毎日練習を続け、当日では今までで最高の完成度のパフォーマンスを披露して講堂を湧かせました。
OPEN YOUR HEART TO THE WORLD
パフォーマンス終了後はバディとなる生徒が出迎えてくれてグループごとで教室へ移動。教室でバディ達と昼食を取り、体験授業とクラスアクティビティを行いました。
最後は再び講堂に戻り、林口高級中学校のオーケストラ部による演奏を楽しみ、両校代表生徒の挨拶で学校交流を終えました。
学校到着時は林口の生徒たちの積極さに圧倒され気味だった旭の生徒たちでしたが、教室でグループ活動をしている中で次第に自分たちの心を開いて打ち解け合い、帰るときにはついさっきまで赤の他人だった同世代の人々との別れを大変惜しんでいました。６時間という短い時間ではありましたが、旭と林口の両校にとって非常に実りのある交流となりました。
それからは饒河街夜市に行く団と台北101に行く団に分かれて行動しました。
夕食はモンゴリアンBBQを食べました。こちらのお店では自分たちで肉や野菜や調味料を自由に大皿に取って店員さんに焼いてもらいます。
本日は以前より台風による影響が心配されておりましたが、大阪での天気は良く飛行機も予定通り出発しました。台湾に到着してからも一日晴天に恵まれ、夏のような暑さでした。
台湾に到着してからは各クラスごとにバスで移動して団ごとにばらばらの目的地に向かいました。（各クラスの行き先詳細は「修学旅行 行程表」をご覧ください）
故宮博物院では中国や台湾の書画、銅器、磁器、玉細工、彫刻、漆器など古美術品を見て回りました。
忠烈祠は辛亥革命、抗日戦争や中共との戦いで戦死した約33万人の兵士の霊を祀られています。ここでは正門で１時間おきに行われている衛兵交代の儀式を見学しました。
九份は日本統治時代に金鉱の発見でゴールドラッシュに沸いて繁栄した街で、現在では石段や石畳の小道、古い町並み、レトロなお店や茶芸館が続く街となっており、そのノスタルジックな雰囲気を味わいました。
饒河街夜市は台北市を代表する夜市で、400mほどの直線の道にローカルフードや衣料などを扱う屋台が所せましと立ち並んでいます。わいわいと賑わった屋台の間を練り歩きながら地元の人々の活気を感じました。
台北101は高さ508m、地上101階の世界に誇る高層ビルです。地上89階に設けられた室内展望台まで高速エレベーターで上り、台北市内の夜景を一望しました。
夕食は本場の肉汁たっぷりな小籠包や、日本ではあまり食べられない様々な種類の点心をいただきました。
64期24期 台湾修学旅行の行程表です。
64期24期 台湾 修学旅行ブログをオープンしました。
これから修学旅行に関する情報をアップしていきます。
今回生徒たちが考えた修学旅行のテーマは「Challenge!! 人生最後の修学旅行」です。このテーマには修学旅行を単なる観光で終わらせるのではなく、一人一人が自分にとっての新たなチャレンジをする場であってほしいという気持ちが込められています。
今回の修学旅行は「交流」をメインに計画されており、２日目に現地の高級中学校との学校交流をし、３日目には現地の大学生と一緒に台北市内を散策します（Ｂ＆Ｓ）。普段会うことのできない海外の同世代の若者たちとの交流の中で、一人一人が自らの殻を破って大きなチャレンジをしてくれることを期待しています。
それ以外にも台湾の文化・伝統・歴史に触れるために忠烈祠・故宮博物院・九份・饒河街夜市・台北１０１といった台湾の名所も訪れます。
この修学旅行では出発までの準備を滞りなく進めるために修学旅行委員会の生徒たちが中心になって動いています。最近では修学旅行を大盛り上がりさせるために全体レクリエーションの企画・準備に日々取り組んでいます。